
島地区の種まきがを見てきました。今日はコシヒカリの種まき、出てくるそばから軽トラの荷台に積みます。(95枚)おじいちゃん農業なので、作業BGMがめちゃくちゃ昭和! おじいちゃん大勢でわいわい・・・こんな調子であと2日ほど種まきは続き、3月後半から忙しくなった稲作は田植えまではずっとバタバタしている感じです。
島地区の種まき(この日はコシヒカリ。飼料稲は次の日だそうです)人がいっぱいで機械が見えません。
種まきは一気にやりますが、その後のパターンは2種類。一つは営農組合のハウスでプール育苗するパターン。もう一つはタネを蒔いたトレーを自宅に持ち帰り育苗するパターン。これは自宅持ち帰りパターンでしょうか? 綺麗にタネをまいてもらうトレーを軽トラに積んでやってきています。積み込みマニアなので、こういう姿に反応してしまいます。プール育苗とはこれです
今年の苗は青いゾ(コシヒカリの苗にローラーをかける2012)
昨日の種まきの様子に戻ります
周りは軽トラだらけ。集中的に見たのはお持ち帰りパターン。コシヒカリ95枚の注文です。
土を敷いて水をかけ、タネを蒔いてから土をかぶせる・・・種まき機のラインから出てきたトレーを直接軽トラに積みます。↑ただただ95枚を荷台にのせるその様子・・・でも、気になるのはそのBGM。おじいちゃん農業だけあってオール昭和!しかもかなり古い・・・トラクターと同じく昭和の音楽もかなり長持ちです。
軽トラックに積み終わるともう一つのパターン。営農組合のハウスでプール育苗する分です。
先のプール育苗の動画を見ていただければわかると思いますが、プール育苗は苗床の水やりの手間を減らすためのもの。地面にビニールを敷いて水を貯めねばなりません。水をプールに貯めるのに水漏れがあっては全く意味をなさないので、毎年ビニールは新しくするそうです。(念のために去年のビニールの上に新しいビニールを広げていますね)Iさんに「穴を開けたことがありますか?」と聞くと、やっぱりあるそうです。一輪車のタイヤの溝に小石が挟まっていたり、靴の裏にやはり小石が挟まっていたり・・・
今まで何の気なしに見ていましたが、慎重にやらねばならなかったのです。
また、苗床のトレーはプラスチックでできており、乱暴に扱われることもあるので、その底はささくれだっていたりします。うっかり「ズッ」と床に置いたままズラしたりすると、それだけで穴が開くこともあるそう・・・ですからそっと真上から床に下ろすのだそうです。この写真、そんな慎重な様子が出ていると思いませんか?ですから、大勢でドンドコこの作業をやってしまうと責任の所在が曖昧になり、ビニールに穴が開く確率が上がってしまうそう・・・この苗床をハウスに並べる作業、大抵IさんとMさんがやっていたのはそういう訳だったのですね!
見ているだけではわからないことってたくさんありますねぇ・・・
というわけで過去の種まき作業動画
飼料稲の種まき/La siembra de arroz
コシヒカリ・飼料稲の種まき: Seeding of the rice
ゴンベで蕎麦播き/Hand seeder [GONBEE]
種まき2016 / La siembra de arroz
種籾の選別 with だつぽー君 / Selection&cleaning of rice seeds
コシヒカリ、飼料稲の種まき2019 / La siembra de arroz
今日はこんなところです。また明日!