調べてみたら甜菜収穫機だった。GRIMME MAXTRON 620@第34回国際農業機械展in帯広

さらにネットを漁ってみると動画も見つけました。

今日も昔の写真の整理・・・。第34回国際農業機械展in帯広で見た、ジャガイモ収穫機のトップ企業、ドイツGRIMME(グリム・・・童話でおなじみの響きですね)社の甜菜収穫機MAXTRON 620です。これもコンバインの一種ですよね?

GRIMME社のMAXTRON 620です。会場で見ても「大きいなあ」と思うだけで、何の機械かわかりませんでした。大きい機械を間近で見るので、見えるのは部分だけ。全体がどんな形なのか全くわかりませんでした。
GRIMME社のMAXTRON 620です。
会場で見ても「大きいなあ」と思うだけで、何の機械かわかりませんでした。大きい機械を間近で見るので、見えるのは部分だけ。全体がどんな形なのか全くわかりませんでした。
GRIMME社のMAXTRON 620です。 「わからなくても写真を撮っておけばあとで調べられるだろ」ということで、カメラを持っているとその場の空気感というか、直接その目で「視る」「感じる」ということはどうしても弱くなってしまいます。
GRIMME社のMAXTRON 620です。
「わからなくても写真を撮っておけばあとで調べられるだろ」ということで、カメラを持っているとその場の空気感というか、直接その目で「視る」「感じる」ということはどうしても弱くなってしまいます。
しかし、一瞬の印象はあやふやで雲を掴むようなもの。「知る」ということに関して記録の残る写真は強みがあります。 調べてみるとWEBページがありました。大きな収穫機をおそらくですが専門に作っている会社のようです。
しかし、一瞬の印象はあやふやで雲を掴むようなもの。「知る」ということに関して記録の残る写真は強みがあります。

調べてみるとWEBページがありました。大きな収穫機を、おそらくですが、専門に作っている会社のようです。
Wikipediaによると、1861年に鍛冶屋さんから始まった会社で、1936年からジャガイモ収穫機を作り続けていました。(ドイツは鍛冶屋さんの本場ですよね!)業界初?世界初?のポテトハーベスターを作った会社。
Wikipediaによると、GRIMME社は1861年に鍛冶屋さんから始まった会社で(ドイツは鍛冶屋さんの本場ですよね!)、1936年からジャガイモ収穫機を作り続け、業界初?世界初?のポテトハーベスターを作った会社。

全く関係ないですけど、グリムグループはあちらですとグリムグルッペになるんですね・・・
で、調べることによってこのMAXTRON 620という機械は甜菜収穫機だということがわかりました。
で、調べることによってこのMAXTRON 620という機械は甜菜収穫機だということがわかりました。前足がクローラです。(会場では気が付きませんでした)重い刈取り部が張り出していますから、前足の面圧を下げたかったのでしょうか?

甜菜・・・テンサイ(ビート)名前は聞いたことがありますが、関東では全く見たことのない野菜?です。Wikipediaでしらべてみると・・・

テンサイ(甜菜、学名:Beta vulgaris ssp. vulgaris)は、ヒユ科アカザ亜科フダンソウ属の二年生の植物。別名サトウダイコン(砂糖大根)ともいうが形が似ているだけで、アブラナ科のダイコンとは縁が遠い。ビートの砂糖用品種群である。寒さに強く、寒冷地作物として中高緯度地域で栽培されている。サトウキビとならんで砂糖の主要原料であり、根を搾ってその汁を煮詰めると砂糖がとれる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%82%A4

植物について明るいわけじゃないので、ヒユもアカザもブダンソウも全くなじみがなく、僕にとっては宇宙の作物のようです。作っているところ、見てみたいな。

会場では「でかいなぁ」だけの機械でしたが、ここまでくるとかなり興味が湧いてきました。
会場では「でかいなぁ」だけの機械でしたが、ここまでくるとかなり興味が湧いてきました。
さらにネットを漁ってみると動画も見つけました。
さらにネットを漁ってみると動画も見つけました。

動画はこちらのほうが洗練されているのですが・・・

見て驚いたのはこちら。でかい図体でくるっと回っています。(0:42あたりから)

「なぜこんなに小回りが効くの?」と、もう一度GRIMMEのWEBページに戻って写真を見ると・・・

ひゃ〜〜〜 後ろ足があらぬ方向を向いています。前足で超信地旋回(ちょうしんちせんかい)をして、後ろ足は追従しているだけだったんだ・・・(汎用コンバインもこういうタイプでしたっけ?)
ひゃ〜〜〜 後ろ足があらぬ方向を向いています。前足で超信地旋回(ちょうしんちせんかい)をして、後ろ足は追従しているだけだったんだ・・・(汎用コンバインもこういうタイプでしたっけ?)

最終的に後ろ足のタイヤの向きはどの向きの落ち着くのかわかりませんが、マニアスプレッダーの時に話題になった「浮き方向」なのか「喰い込み方向」なのか気になるところです。(写真はGRIMMEのWEBページより。
GRIMMEのWEBページでは前足の写真も見つけました。前足の面圧を下げるという部分もあったでしょうが、考えたら「ここの高さを抑えたい」というのもあったでしょうね。打つうのホイールタイヤだと運転席がすごく高い位置になってしまいます。
GRIMMEのWEBページでは前足の写真も見つけました。
クローラなのは前足の面圧を下げるという部分もあったでしょうが、考えたら「ここの高さを抑えたい」というのもあったでしょうね。普通のホイールタイヤだと、背の低い甜菜に対して運転席がすごく高い位置になってしまい、狙いが付けにくくなってしまいます。
運転席の下を甜菜が通っていくんですものね。なるべく低くしたいです。
運転席の下を甜菜が通っていくんですものね。なるべく低くしたいです。
ホントに大がかりな機械です。
ホントに大がかりな機械です。

便利で効率の良い収穫機。きっとすごく高いのでしょうけど、買ってもらえなければどうしようもありません。

「買ってもらえるはず・・・という見込みがあってこのような機械を作った」わけで、その判断、気概がすばらしいと思います。開発している間は出て行くばかりで、お金にならないわけですから。

今日はこんなところです。また明日!