1968年型式認定ホンダ耕運機F707「朝1分の農機考古学」

ネットオークションで見つけてきた、ホンダの耕運機F707です。以前紹介したF50やF80Bと形は全く同じです。
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毎日サクッとネットオークションの写真で「朝1分の農機考古学」。『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今朝は1968年運輸省小型特殊自動車型式認定のホンダ耕うん機F707です。F707と言いながら、ボディにはF80と書かれていて混乱します。多分何かのモデルチェンジ版なのでしょう。

ネットオークションで見つけてきた、ホンダの耕運機F707です。以前紹介したF50やF80Bと形は全く同じです。
ネットオークションで見つけてきた、ホンダの耕運機F707です。以前紹介したF50やF80Bと形は全く同じです。
F50は1965年の型式認定ですので、これが先祖でしょうか・・・
形は1974年型式認定のF80Bの方に似ています。
F707に戻ります。まだ情報が足りないので、ホンダの販売名と型式名の法則がいまいちつかめていません。常識的には2桁の型式から年を経て3桁の型式に写ることが大きですけど、逆転現象が起きているようにも見えまます。
F707に戻ります。まだ情報が足りないので、ホンダの販売名と型式名の法則がいまいちつかめていません。常識的には2桁の型式から年を経て3桁の型式に写ることが大きですけど、逆転現象が起きているようにも見えます。
こちらが混乱の元、車名を表しているように思われる表示です。HONDA F80とありますよね?で、ありながら運輸省型式はF707。しかし、その6年後にF80Bという運輸省型式を使っているという事実・・・う〜ん・・・何なんだ。
こちらが混乱の元、車名を表しているように思われる表示です。HONDA F80とありますよね?で、ありながら運輸省型式はF707。しかし、その6年後にF80Bという運輸省型式を使っているという事実・・・う〜ん3桁→2桁・・・何なんだ。

あと、この写真では燃料が農耕油、始動用にガソリンと書かれています。F707Eエンジンは石油発動機のようなエンジンだったのでしょうか? 農耕油・・・どんな燃料だったのか気になります。

F707の銘板です。堂々の600番台。小型特殊自動車運輸省型式認定番号農631号ホンダF707型とあります。エンジンはF707E188ccのはずです。
F707の銘板です。堂々の600番台。

小型特殊自動車
運輸省型式認定番号 農631号
ホンダ F707型

とあります。エンジンはF707E188ccのはずです。
シートに記入します。周りを見渡すと単発で出す渾身のマシンだらけ。のちに多かった1つの機種の味変多数・・・という顔ぶれとは全く違います。
シートに記入します。周りを見渡すと単発で出す気合いの入ったようなマシンだらけ。のちに多かった1つの機種の味変多数・・・という顔ぶれとは全く違い、みていても楽しいです。市場に活気があったのでしょうね。

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。

(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.

追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!

どんどん日が短くなって、その勢いで活動時間も減っていて、そのために何だか詰め詰めで忙しいです。今朝はここまでです。それではまた明日!