今日は昨日の続き、北海道上富良野町にあるスガノ農機の『「土の館」 土と犂の博物館』で見た、昔のトラクターのカタログその2です。
多くの農機メーカーがひしめき合っていた時代。色々な工夫やお得意の技術を「見て見て!」とばかりに並んでいます。
緑の台形の部分、こう書いてあります。
営農用装軌式トラクターのメーカーとして最古の歴史と最高の技術を誇る弊社は、この度西独び第一流トラクターメーカーである「ノルマーグ社」と技術提携を行い、車輪式トラクターの国産化を行う我が国唯一のメーカーであります。
本車輪式トラクターは世界最高水準をゆくトラクターで、特にエンヂンは燃料消費の少ない高出力のディーゼルエンヂンを装備してあります。
エンヂンという書き方がいいですね。「最古の歴史と最高の技術を誇る弊社」と胸を張ってます。なんとなくへりくだった言い方の「弊社」が、一歩下がって威張るみたいなところがおもしろいです。
このコマツのルマーグトラクターは土の館にありました。
時間のある人はこのリンクから↓
『今から60年近く前、日本のメーカーは作れなかったのかな・・・小松ノルマーグNG22「撮りトラ」』
『小松ノルマーグNG22「撮りトラ」』