以前、よくコメントをくれるOPさんに送ってもらった、DEUTZ(ドイツ)D6206の写真です。この近所ではほとんど国産しか見ないのでまったく知らなかったのですが、どうもポピュラーなメーカーのようです。(そしたらこの間、積載車に同じD6206が乗っているのを見かけてしまいました)
生物多様性と言いますか、自然相手のキカイだからなのか、その土地に合わせて、作物に合わせて、土に合わせて、ほんとうにたくさんのメーカーがある。そのこと自体がすごく興味深いです。たくさんの人に合わせたキカイより、ピンポイントでその土地に合わせてあるモノのほうが、より使いやすい場合もありますものね。
OPさんによれば、旧西ドイツ製で62馬力、1977年製、12000時間、今も使っているのもだそうで、大幅なインチアップ(14.9-28→13.6R38)やフロント三点装着などが施されているのだそうです。(前に3点リンクをつけることもできるのですね)
デザインは好き嫌いが分かれる個性的なツラがまえ。顔みたいです(笑)。慣れないと使いづらい上に高価だったので事業で入った後は販売台数もふるわず今では希少車。にも関わらず特に海外には根強いファン(自分も含む)が、一定数いるようです。ネットにもたくさん画像や映像が上がっています。
と、おっしゃるので探してみると・・・
確かにたくさんあった!
顔、確かにあります。けっこうみんな、生きていない冷たい機械でも、目に当たるところがなくても、愛せるものには顔を見いだしたり、人格を見いだしたり、与えたりしています。微妙なグリーンも個性的ですし、寄り目ぎみの丸い二つの目の顔、愛せそうですよね!
こんなのも見つけた!ステキ!
こんなのいいですよねえ。顔もかわいらしいですけど、鉄板が厚そうで、各部に余裕がありそう。コストだ何だと、ギュウギュウに絞られていると、キカイの顔も「これでも喰らえッ」と、怒ったようになっちゃうんでしょうか?たまには難しい顔もいいけれど、いつも眉間に皺を寄せていれば、怒った顔が貼付いちゃいます。最近はクルマを運転しながら対向車の顔を見て、あれこれ考えています。いい顔、・・・少ないですねえ。