昨日のデビットブラウンつながりです。
いつもちょっと変わった視点からヒントをくれるDさんが、「デビッド・ブラウンのヘッドマーク、薔薇のバッジの謎」の話題の時に「Wikipediaの紋章学全般、マーシャリンクの項を読むべし」と、メールをくれました。
西と東、赤と白、平氏と源氏こんなのを書いた記事でした
平家の旗印と源氏の旗印をあしらったこんなバッジのお話を考えてみました。↑動画も作ってたし・・・
「なんのこっちゃ?」と見てみると、戦場での彼我の区別を付ける旗印でもある「紋章」、これの分割のことでした。結婚すると両家の紋章が合体するみたいなんです。デビッドブラウンの薔薇のバッジはちょうど紋章のベースの楯の形を4分割した格好になっています。
デビッドブラウンの薔薇バッジこれはクォータリングというらしい
ウィキペディアによるとこれはクォータリングというそうです。以下引用:クォータリング(英: Quartering)は、統合後の新しい紋章を十字に分割してクォータリーの形にし、左上、右上、左下、右下の順でより家格の高い家の紋章を配置することで統合する方法である。それぞれの位置を便宜的に 1、2、3、4 と呼び、紋章記述では 1st、2nd、3rd、4th や I、II、III、IV などとも記述する。クォータリングという言葉は、本来は紋章を4分割することのみを意味するが、クォータリーを更に分割し、6等分や8等分にした場合など分割数に関わらずもクォータリングと呼ぶ。
この順番で格が決まっているということですね。両家の結婚ではなかったのかも・・・
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