
水戸芸術館に研修旅行で訪れていた、京都市立銅駝美術工芸高等学校の生徒さんがやっている、現在開催中の「中﨑透 フィクション・トラベラー」展にちなんだ、「看板を作ろう」というワークショップに参加してきました。生徒さんは1年生で、見聞を広め、自分の進む道を決めるよすがにしようという試みのようです。



その中でも群を抜いて他と違っていたのが「お米たべてー!」の看板です。あえてスペース全部を使わず一点に目を惹く構図、その上でクライアントの意向を理解させるというなかなかの秀作。
期待以上の出来・・・というか、驚かせてほしいという期待を見事叶えてくれました。
ビックリマークや上の歯が「お米」になっているのがわかるでしょうか? その上で舌の上にもお米がのっています。

よく説明を聞いていなかったので、勝手な解釈になってしまいますけど、ジグソーパズルのピース全体を水戸市とすると、その一部に旧常澄村がこのように入っている・・・という感じでしょうか?
常澄ということで、水が綺麗で澄んでいるのかな?という想像をして、透過部分と不透過部分を作り、透過部分に水色を塗ったというのは聞こえたので、そこも素晴らしいと思います。右下のピースをはめるような、動きのある表現もいいですよね!!!
小中と、キットを作ったり、よくわからない悲しい絵を描かされて育った子供たちが、こんな風に育ったというのは奇跡みたいなものだなぁ・・・と感じました。よっぽど感性のアンプリファイヤーの増幅率が高いのだろうな・・・みんなすごい!!
今日はこんなところです。それではまた明日!