今日はRED BULL BOX CART RACE.2018に参加した、【改良型】「お米たべてー!」号モデルができるまでのお話(ってほどではないですが)です。
「なぜそんなモノを作るのか?」それは作りたいから。
3Dプリンタで部品を作ります。よく、「パソコンならチャチャッと」とか「3Dプリンタでサクッと」などと言われますが、それは企業レベルのお話。汎用のパソコンとオモチャの3Dプリンタでは夢物語でしかありません。米袋のボディなど、印刷するのに丸々24時間はかかります。決して「サクッ」でも「チャチャッ」でもないんです。途中で形が崩れたら初めからやり直しですし・・・真面目な話、舌打ちの連続です。このように部品が揃った状態は、裏に膨大なダメ部品の発生の上に成り立っているんです。実際やってみると、バラバラで、自分で作ったと感じることの多いプラモデルキットの完成度が実は99.9%で、自分の関与している部分はたった0.1%だというのが身に染みてわかります。
仮組しています。今回はどうしてもサポート(プラモデルのランナーみたいなものですかね?)が付いて裏面が汚くなってしまうので、タイヤなど、両面が見えるものについては2分割で出力して貼り合わせることにしました。
色を塗るのは好きです。でも乾くのを待つのはキライ。早く乾かそうとドラーヤーを使い、テロッと溶けてまた舌打ち。
組み立てるのはもっと好きです。カタチになるってスバラシイ!
最も気を使った米袋らしい色。でも、どちらかといえばダンボールらしい色か・・・
できあがって、しばらく眺めている時が最高なんですよねえ・・・でも、そのあとは埃まみれになっちゃったりするんですけど・・・
そして今回最も力を入れたのはこれ。パッケージ、つまりタダの箱。
パッケージ好きの僕は本体より箱のほうに時間をかけたといっても過言ではありません。やはり、箱がないとそれらしくならない。「箱」が中身のほとんどすべてを語るのです。絵を描いて、段ボールに貼って切り出して、折って、組み立てる・・・
というわけで箱を作ってすっかり満足しちゃったのでした。

【改良型】「お米たべてー!」号モデル動画
おしまい!