コイツら多分シバウラスタイガーだ!三菱パルシード・ロークリアランストラクタ、MTS15DL/MTS17DL/MTS21DL「昔のカタログシリーズ」

MTS15DLです。 初めヰセキの耕太か?と思いました。

今日は伊藤産機さんに提供いただいた、多分1987年の三菱のパルシード・ロークリアランストラクタ、MTS15DL/MTS17DL/MTS21DLカタログ、「昔のカタログシリーズ」です。

 

三菱のパルシード・ロークリアランストラクタ、MTS15DL/MTS17DL/MTS21DLのカタログ表紙です。『低いが勝ち』というタイトルがキャッチー。一目瞭然ですね!
三菱のパルシード・ロークリアランストラクタ、MTS15DL/MTS17DL/MTS21DLのカタログ表紙です。『低いが勝ち』というタイトルがキャッチー。一目瞭然ですね!従来のトラクターの背の高さを点線で表し、商品の低さをアピールしているのもわかりやすいです。

 

三菱のパルシード・ロークリアランストラクタ、MTS15DL/MTS17DL/MTS21DLのカタログ表紙です。 カタログ裏表紙の日付が87から始まっていますから、おそらく1987年のカタログだと思われます。
三菱のパルシード・ロークリアランストラクタ、MTS15DL/MTS17DL/MTS21DLのカタログ表紙です。
カタログ裏表紙の日付が87から始まっていますから、おそらく1987年のカタログだと思われます。これより前の世代のカタログでは、リード文に「水田作業に抜群の威力を発揮」などと言いたいことはわかるけど、具体的な内容がない文がよく採用されていましたが、このころのカタログでは短く、しかし具体的なリード文が採用されています。例をあげれば「マフラーはボディ下で視界広びろ」こんな感じです。昔はテキストが長かったので、リード文が「今からこういうことを説明しますよ」という感じだったのに対し、時代が進むと全体的にテキストが短く、忙しい人は全部読まなくてもリード文で大体のことがわかる感じです。
ここでちょっと「むむっ」と思ったのですが、先に進みます。

 

三菱のパルシード・ロークリアランストラクタ、MTS15DL/MTS17DL/MTS21DLのカタログ表紙です。 これ見て思ったのですが、すごく当時のシバウラっぽいです。スクエアな形ですし、ボディサイドのシールなんかもそんな感じです。そこで改めて中身を確認してみます。
三菱のパルシード・ロークリアランストラクタ、MTS15DL/MTS17DL/MTS21DLのカタログ表紙です。
これ見て思ったのですが、すごく当時のシバウラっぽいです。スクエアな形ですし、ボディサイドのシールなんかもそんな感じです。そこで改めて中身を確認してみます。

カタログスペック

  • 形式:MTS15DL エンジン:S723  排気量:879cc
  • 形式:MTS17DL エンジン:S753  排気量:954cc
  • 形式:MTS21DL エンジン:J843-2 排気量:1330cc

また、シバウラだと仮定して運輸省型式認定番号のサイトで確認してみると

  • 形式:シバウラP3F  エンジン:シバウラS723  排気量:0.879ℓ
  • 形式:シバウラP4F  エンジン:シバウラS753  排気量:0.954ℓ
  • 形式:シバウラS325 エンジン:シバウラJ843  排気量:1.330ℓ

と酷似しています。

 

MTS15DLです。 初めヰセキの耕太か?と思いました。
MTS15DLです。
初めヰセキの耕太か?と思いました。農研機構の安全鑑定のサイトにもMTS15や下のMTS21はありませんでした。

 

P3Fは見つからなかったのですが、ネットで探してきたシバウラP15Fです。きっと同じですよね?
P3Fは見つからなかったのですが、ネットで探してきたシバウラP15Fです。きっと同じですよね?

 

ネットで探してきたシバウラP15Fです。
ネットで探してきたシバウラP15Fです。

 

こちらはMTS21DLです。 こちらはヰセキというよりはシバウラです。
こちらはMTS21DLです。

 

こちらもシバウラと仮定して、ネットで似たようなものを探してきました。シバウラP21Fです。同じですよねぇ・・・
こちらもシバウラと仮定して、ネットで似たようなものを探してきました。シバウラP21Fです。同じですよねぇ・・・

 

こちらもネットで探してきたシバウラP21F。三菱MTSの「S」はシバウラの「S」だったんです!
こちらもネットで探してきたシバウラP21F。三菱MTSの「S」はシバウラの「S」だったんです!(みんなとっくに知っていることかもしれませんけど)

 

ちなみに農研機構の安全鑑定では、シバウラP15Fは1984年になっていました。
ちなみに農研機構の安全鑑定では、シバウラP15Fは1984年になっていました。

 

農研機構の安全鑑定はシバウラP21Fも1983年でした。
農研機構の安全鑑定はシバウラP21Fも1983年でした。

 

そこまではわかったとしてもう一つ。わからないのはおねえさんです。これはどこから来ているのか・・・質実剛健だと僕が勝手に思い込んでいたシバウラですが、こんなに軟弱になってしまうとは・・・「シバウラよお前もか」という感じです。
また、以前紹介した1988年のシバウラ総合カタログでも三菱パルシードMTSと同じ顔が確認できます。上の段の3台がそれです。

 

パルシードMTSはシバウラ・スタイガーだったんです!今朝は僕だけかもしれませんけど楽しめました。また明日!

レッドブル・ボックスカートレースに出ます。「お米たべてー!」TEAMに投票お願いします!

 

前回、「都会の人にはクラフト紙の米袋がピンとこなかった」という反省点を元に、誰もがひと目でわかる「おにぎり」「rice ball」で訴えてみようと思いました。北陸で地震がありましたけど、物資の輸送が止まっても保存の効く米は有効です。やっぱり、みんながお米を食べなくなって、田んぼがなくなってしまったら、非常時だって困ります。
前回、「都会の人にはクラフト紙の米袋がピンとこなかった」という反省点を元に、誰もがひと目でわかる「おにぎり」「rice ball」で訴えます。今回「お米たべてー!」TEAMのカート名は『おむすびころりん』。地震で物資の輸送が止まっても保存の効く米は有効です。みんながお米を食べなくなって、田んぼがなくなってしまったら、非常時だって困ります。一人一人が一日おにぎりを一つ食べるだけだってかなり違うはず。というわけで、現在受付中の人気投票で「お米たべてー!」TEAMに投票をお願いします!

 

 

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