昨日は仕事をさぼって山に行ってきました。そこで見たチゴユリの群生。
チゴユリ(稚児百合、学名:Disporum smilacinum)はチゴユリ属の多年草。
東アジアの日本・中国・朝鮮にかけて分布し、日本国内では全国で見られる。落葉樹林の木陰に生える。高さ15-30 cm。球根はなく、白くてやや太い地下茎を持つ。花期は4-6月で、茎の先端に1 cmほどの白い花を一つ咲かせ、花後に黒色の液果をつける。種子繁殖のほか、地上茎基部に生ずる地下茎により無性繁殖する。
花言葉は花言葉は「恥ずかしがりや」「純潔」などだそうですが、小さくてうつむき加減。寝転がったり、カメラを差し入れないと花の正面を見ることができません。
それから、これは『勝手にオリエンテーリング2016・・・キンランを探せ!』で見たことのある、キンランだと思うんですけど・・・
キノコの菌から栄養を得ている「キンラン」
キンランはちょっと変わっていて、長いけどウィキペディアから引用しちゃいます。
性質に関して
キンランの人工栽培はきわめて難しいことが知られているが、その理由の一つにキンランの菌根への依存性の高さが挙げられる。
園芸植物として供させるラン科植物の、菌根菌(ラン科に限ってはラン菌という言葉も習慣的に用いられる)はいわゆるリゾクトニアと総称される、落ち葉や倒木などを栄養源にして独立生活している腐生菌である。 ところがキンランが養分を依存している菌は腐生菌ではなく、樹木の根に外菌根を形成するイボタケ科、ベニタケ科(担子菌門)などの菌種である[2] [3]。外菌根菌の多くは腐生能力を欠き、炭素源を共生相手の樹木から得、一方で樹木へは土中のミネラル等を供給し共生している。キンランはその共生系に入り込み、養分を収奪し生育している。
ラン科植物は多かれ少なかれ菌類から炭素源(糖分など)や窒素源(アミノ酸など)を含め、さまざまな栄養分を菌根菌に依存している[4]。。菌への依存度はランの種類によって異なり、成株になれば菌に頼らなくても生きていける種類(独立栄養性種=栽培できる有葉ラン)から、生涯を通じてほとんどすべての栄養分を菌に依存する種類(菌従属栄養性種=一般に‘腐生ラン’と総称される)までさまざまな段階がある。本種の菌依存度は独立栄養植物と菌従属栄養植物の中間(混合栄養性植物)で、坂本らの調査[5]によれば本種は炭素源の34~43%、窒素源の約49%を菌から供給されており、同属のギンランでは炭素源の48~59%、窒素源の90%以上と、さらに高い依存度を示している。
このような性質から、キンラン属は菌類との共生関係が乱された場合、ただちに枯死することは無いが長期的に生育することは困難になる。そのため、自生地からキンランのみを掘って移植しても5年程度で枯死してしまう。外生菌根菌と菌根共生するラン科植物は多くあり、キンランと同様に里山に生育するオオバノトンボソウ(ノヤマトンボソウ)も同様の性質を持つ
白と灰色の毛が混じって、ちょうどシルバーの大きな動物。2つのつぶらな瞳と大きな黒い鼻、つまり三つの黒点がこっちを見てる感じ。好奇心が強いんですね。
何が楽しいというわけではないんですが、新緑の季節に一回は肺の空気の入換えというか、森林浴をしたくなってしまいますね。
kobbasanさん こんばんは
このままどんどん増えていくわけではなく、上り下がりをくり返すんですよね?
キンラン、ギンランの上昇カーブにはまっているのでしょうか
ネットの記載では「昔はあちこちで見られた」とありますけど
これも山に人が入り、手入れをして茸を採ったりしていた結果だったということなのでしょうか
noraさんお久しぶりです
キンランが探せる、目ができて喜ばしいい事です
例の場所のキンランも元気です、昨年の秋沢山のキノコが発生したので期待してましたが、それ以上に素晴らしいものでした。昨年花が終わっていたこの時期にまだ何株か咲いています。
そして今年は念願のギンランを20株ほど確認できました。場所はメインの大トンネル出てすぐ右一軒のモダンな家の前です。本日花が終わりそうなのでたぶんみつけられないと思います。来年のお楽しみ