機械ズキは読み飛ばしちゃってください・・・今日は庭で見つけた生き物3種です。
タマムシ
ヤマトタマムシ
タマムシ科は日本国内にも多くの種類があるが、中でも標準和名タマムシ(ヤマトタマムシ[2]、学名 Chrysochroa fulgidissima (Schonherr, 1817))として知られる種は、美しい外見を持つことから古来より珍重されてきた。細長い米型の甲虫で、全体に緑色の金属光沢があり、背中に虹のような赤と緑の縦じまが入る。天敵である鳥は、「色が変わる物」を怖がる性質があるため、この虫が持つ金属光沢は鳥を寄せ付けない。
『天敵である鳥は、「色が変わる物」を怖がる性質がある』とあるじゃないですか! これから稲穂が頭を垂れてくると、CDをあちこちに吊るして鳥避けにしているのを見かけますが、根拠のある方策だったんですねえ・・・CDの裏っかわ、角度によって色が変わりますもんね・・・まあ、CDよりDVDのほうがより色が変わって効果的かもしれませんけど。
それにしても、鳥が色の変わる性質を怖がるなんてよく調べたものです。大体鳥に気持があるのかどうかもわからないし、(僕はこの意見については否定的です。だって鳥ですよ? あの目を見たら何か気持があるとはとても・・・)鳥は言葉がしゃべれないので聞くわけにもいかないですし・・・
アオバハゴロモ
薄い粉がかかったような緑の羽根に上品な赤いフチドリ・・・そしてちょっとカメレオンっぽい目玉・・・調べてみると、アオバハゴロモというカメムシやウンカなどの仲間でした。等間隔に3匹並んでいる姿もおもしろいです。
アオバハゴロモ(青羽羽衣、学名:Geisha distinctissima)は、カメムシ目ヨコバイ亜目アオバハゴロモ科(Flatidae)に属する昆虫である。薄緑色の美しい昆虫だが、一部植物の害虫としても知られる。
野外に多い種であるが、時に作物にもくることがある。特にミカン類、クワ、チャなどつくこともあるため、農業害虫と見なされることもある。羽ばたいて飛ぶ姿がおもしろいと、子供がつついて遊ぶこともよく見られる。
なお、学名の属名 Geisha は芸者にちなんだものである。岩田(1983)はこれについて、おそらく前翅の翡翠色やその末端の紅色、後翅の乳白色などの美しさからの連想ではないかと書き記している。
何をどのように食べているのか、詳しくは書いてありませんでした。もしかしたらビンボウカズラをチュウチュウしているわけではなく、ただとまって休んでいるだけだったのかもしれません。
芸者と言われればまさにそんな感じがします。おしろいに紅を差した「芸者さん」です。昆虫界の中にこれ以上芸者な昆虫はいないでしょう。
ならんでとまっている不思議な生態といい、粉おしろいをはたいている姿といい、不思議なヤツラが身近にいるもんです。
おなじみアマガエル
わずかな凸凹もない、完全なカエル玉です。カエルに毛穴があるかどうかはわかりませんが、穴という穴を全部きつく締めてじっと雨を待っているようです。アマガエルはある程度乾燥に強く、木の上で生活しているのだそうですが、そんなに水分がほしいなら、すぐそこの田んぼに飛び込みゃいいのに・・・って思います。
ま、それを我慢するのがより高みといいますか、進化の源なんでしょうけど。すぐに我慢できなくなって水辺に戻ってしまったら、ただのカエルに逆戻りですもんね。