今日は「JA&クボタ アグリンピック」で見た草刈機その1です。
値段も重さも大きさも、それから名前もカタカナでいろいろあって、お店の人に聞けば違いもわかったのでしょうが、通り過ぎただけみたいなところもあり、ただ「草を刈る機械」としてしか認識できませんでした。
そして二枚目は、
OREC 雑草刈機(クローラーハンマーナイフローター)HRC662B
価格¥494,640
刈幅:650mm エンジン:8PS 走行:前進3、後進1段 ギヤーミッションタイプ待望のクローラーハンマーナイフ 軟弱/傾斜地走行性アップ
空地・休耕田等の雑草&笹を細かく粉砕(4〜6cm)、短時間で高能率
刈込み草の処理・・・小さく粉砕するので、後処理が楽々
その場旋回(ターン)ができるようになりました!
せっかく面前に実機があるんですから、重さはともかく寸法は見ればわかりますよねぇ・・・できればそれ以外の見えない部分を簡単に説明してもらえると写真を見て後から湧き出る疑問にも対応できるような気がします。
愛読者さん おはようございます
えっ???と絶句するような部品ですね
ちょっと「レシプロ式スーパーチャージャー」と呼ぶのは恥ずかしいような気が・・・
昨日も暑い中、SP851で草を刈りました。
やまびこGEH800型エンジン搭載のSP851は、走行ギアが高速でも膝丈くらい、低速なら腰高を超える雑草にでも立ち向かって行ける巨大なトルクが持ち味なので、斜面以外でも活躍しています。
そのGEH800型エンジンですが、オーレックのサイトに「パーツカタログ」が掲載されていました。
2ページ目、図番25が、野良犬さんの解説にある「リードバルブ」ですね。
http://www.orec-jp.com/images/parts/pdf/GEH800.pdf
この小さなパーツで、「レシプロ式スーパーチャージャー」が構成されているなんて、ホント凄いです。
野良犬さん 愛読者さん おはようございます
そういうことだったんですか!
それならパワーアップというのもうなずけます
すごいアイディアですねえ
>4サイクルのようにパワーがなくなって
2サイクルエンジンベースの4サイクルであることの構造を利用してクランケース圧縮をつかったエンジン過給を行うシステムになっているそうです。そのために4-MIXエンジンにはないクランケース手前に逆流防止のリードバルブを設けているようです。
C4やH4は自然吸気ではなく過給器付きエンジン相当ということのようです。
山田産業のラジコン用エンジンがクランケース圧送式スーパーチャージャーという名称でクランケース圧縮を過給にもちいる類似のエンジンをだしてます
STIHL 4-MIXエンジンは、こんな感じ。
↓
http://www.stihl.co.jp/4-mix-engine-lightweight-and-with-good-lugging-power.aspx
やまびこのH4エンジンも基本的な仕組みは同じですが、クランク室の手前に弁があって、混合気が一方通行になっているようです。
今のところ、やまびことSTIHLが混合燃料を使う4サイクルエンジンの双璧でしょうか。
混合気の一部がシリンダーの外側を通る構造になっていて、混合気に含まれるオイルが各部を潤滑しています。
4サイクルエンジンなのにオイルパンが無く、転倒状態でも回ります。
野良犬さん 愛読者さん おはようございます
そんなエンジンがあったのですか??
4サイクルの良いところって、「クリーン」「高回転」なところのように思っていましたが
2サイクルエンジンを4サイクル化するメリットはどんなところにあるのでしょう
4サイクルのようにパワーがなくなって、しかも4サイクルに比べてクリーンでなくなってしまうように思うのですが・・・
と思ってサイトを探して見てみたのですが、よくわかりませんでした
http://www.yamabiko-corp.co.jp/special/id=8575
野良犬さん
SP851を導入しています。
2サイクルエンジン感覚の4サイクルエンジンですが、排気量に見合ったパワーがあり、草刈性能面ではビックリするくらい無理が効きます。
まれに刈草が詰まるようなコトもありますが、バックさせると刈刃が逆方向に回るので、大概はうまく吐きだしてくれます。
ただ、機体が重いせいか、急勾配の畦畔で土が緩いとスタックしがちで、引っ張り上げるのが大変。
今年、「30cmロングシャフト+65cmバリカン」っていう仕様の草刈機(?)を導入し、斜面の大半はそっちで刈るようになったので、スパイダーモアでは農道脇などの平坦地ばかり刈っています(笑)
まあ、この手の法面刈は棚田みたいなとことか、排水まわりなどトラクタやユンボがはいれないところを刈るためのものですからね。
ウィングモアは走行と刈場の駆動クラッチは別々なのにたいして、法面刈りは刈刃も走行と連動して遠心クラッチなんで…いちど草にまけてとまる刃まわらないため非常に厄介ですね
だいたいそういう場合は、刈ったあとの草の量が盛り上がるぐらいすごいでタイヤがスタックしてしまうし
オーレックのSP851のエンジンは新ダイワ(やまびこ)の開発した2サイクルエンジンを4サイクル化した混合油を使用する4サイクルというおもしろいエンジンを使用してます。
shiroemodonさん おはようございます
むしょうですか・・・そんなサービスがあるんですね!
休みの日にオファーが集中してしまいそうですけど、それはすごいです
ちょっと調べてみます!
こんばんは
>できればそれ以外の見えない部分を簡単に説明してもらえると
どうしても産業機械は、「使用法は知っているよね?」的なポップになってしまいますから、目玉商品以外は概要説明だけで終わっているのが多いですよね
私も今夏のクボタ筑波工場の展示会でトラクターを試乗した際に、ウチのKLとは操作法が全く異なっていた為に、どうして良いか分からず座席に座って茫然としてました(笑)
草刈り機ですが、当家はササキ オフセットモアが欲しいです
ササキのモアは、刃の取付け法があまり好きではありませんが、ニプロ製よりオフセット量が大きいので魅力的です
話が記事とは関係ありませんが、もし法面の草刈りでしたらユンボも視野に入れては如何でしょうか?
2tクラスのユンボなら、1.2m幅のモアは取り付け可能だと思いますし、ブームを伸ばしての作業ですので法面からの転落事故防止にもなります
ただ、本体レンタル費+モアレンタル費+回送賃を考慮すると、TDC1200を購入した方が安上がりですが…
水戸なら大きな建機レンタル屋が多々ありますし、一度見積もりを取ってみると良いかもしれません
ちなみに、のうさい県西・みなみ・鹿行では、モアとユンボを無償レンタル出来るサービスを行っています
水戸はちょっと確認出来ませんでしたが、こちらも一度確認してみては如何でしょうか?
(近所の方の話では、なかなか借りれないという事ですが)