いつも色々教えていただくkobassanのヒントを頼りに水戸市大場町を勝手にオリエンテーリングしてきました。
オリエンテーリングはウィキペディアによれば、地図とコンパスを用いて、山野に設置されたポイント(コントロール)をスタートから指定された順序で通過し、フィニッシュまでの所要時間を競う野外スポーツの一種。とありますが、コンパスも地図もありません。
そもそも僕は思い込みが激しくていつも道に迷っています。「今までヒントを貰っていながら、まったく明後日の方向で探索していたのではないか?」ということが最近になって判明したので、確認がてらもう一度出撃した次第です。
まずはハナニラがお出迎え
やった!今度こそビンゴだ
偶然にも友達からメールをもらっていた
雄花は災難!雌花は地獄のウラシマソウ
雄株1:キノコの匂いに誘われて、落とし穴に落ちる
雄株2:花粉まみれになって、基部の隙間から脱出成功雌株1:キノコの匂いに誘われて、落とし穴に落ちる
雌株2:出口がないので、非業の死を待つのみ
ということらしいです。
竜宮城へ行っていい思いをして帰ってきたのに、その思いが忘れられなくて再度竜宮城へ行き、非業の死を待つのみの浦島太郎。
新幹線でも大注目のウラシマソウ・・・これは大切にしなくてはなりませんね!
出口あり、出口なしの2つに一つ、ウラシマソウはまだまだ続く
ランは見つけられませんでした
その他
水場は見つかりました
赤桜って言われました
赤桜、調べてみたのですが直接はわかりませんでした。もしかしたらカンヒザクラかもしれませんね。
カンヒザクラはウィキペディアによれば
カンヒザクラ(寒緋桜、学名: Cerasus cerasoides (D.Don) S.Ya.Sokolov var. campanulata (Maxim.) X.R.Wang et C.B.Shang, 1998)(Synonym : Prunus cerasoides D. Don var. canpanulata (Maxim.) Koidz., 1910)はバラ科サクラ属の植物]。サクラの原種の一つ。旧暦の正月あたりに咲くことからガンジツザクラ(元日桜)と呼ばれることもある。ヒカンザクラ(緋寒桜)と呼ばれることもあるが、ヒガンザクラ(彼岸桜)と混合されやすいため、近年はカンヒザクラと呼ばれることが多い。別名タイワンザクラ(台湾桜)、ヒザクラ(緋桜)とも言う。
画像からすると近いような気がするのですが、どうでしょうか・・・
方向音痴なのでこのオリエンテーリング、かなり楽しめました。
kobassanさん こんにちは
ありがとうございます!
案内が朽ちないうちに急いで伺います!
ようこそnoraさん、うらしま島坂の道へ!
ハナニラ目立ち過ぎるので案内しませんでしたが、ここまで来れば完璧です。
この坂は植生の多様性が見られる貴重な場所です。道幅は車がすれ違えるので、半日以上の日射が確保でき、西には別の林が有り西日を完全に遮断している。
また北に向いて坂が上るので北風を防いでいる、落葉樹が多いので葉が落ち腐葉土が出来る、坂であるため水はけが良い。田んぼからの湿気が入りやすい、人通りが少ないので鳥がゆっくり食事が出来る。等貴重な環境なのです。
さて春蘭は、浦島草群と青木群の間を小股で10歩藪に入り、朽木の上に立ち左2メートル先に咲いてます。この辺
写真撮りましたよネ。noraさんの写真で幅広の3枚葉は
オモトです。
今回坂に3か所案内を置きました。ササを切り切り口の方向がそれです。先ず浦島草群から47歩くらい坂を上ります。1番目の案内はシラユキゲシ純白の花の花芯は黄色で
コントラストの美しい花です。この辺で撮ったnoraさんのカタバミはムラサキカタバミと思われます。
浦島草見ながら上りましょう。ひときわ花の大きな浦島草は雌株かも知れません。ウラシマソウの遺伝情報には
3つ有ると考えます。種がこぼれた後2年かけ地中の芋を
太らせ、日照等の条件が良ければ花を持つが芋を更に太らせるため雄株となり、十分に芋が太ったところで雌株に転換する。浦島太郎からかぐや姫への変身と考えます。
2つ目の案内は、見分け不能でしょうからヤマコウバシです。産毛を持った葉と花が認められます。別名餅木(モチギ)、餅に混ぜて食べるそうです。香も楽しんでください。
3つ目は更に4メートル上り、黒っぽい盛り上がった花芽でサワフタギと思われます。昨年夏に瑠璃色のきれいな
実を見たんですが。この樹だったか不安もあります。もうすぐ白い花が咲けば良いのですが。
以上ウグイスと伴にお待ちしています。
追伸、カンヒサクラと色は似てますがもう少し早い時期に花が下を向いて咲きます。この写真はハナモモと思われます。