春になると色々トピックが多くてなかなか追いついていきません。今日は去年からずっと見たくて、やっと見る事のできたウラシマソウの花です。マムシグサの仲間だということで去年kobassanさんに教えていただき、今年はわりと早くから見張っていたのです。
パパパッと咲いてしまうのかと思っていたんですけど、そうではありませんでした。マムシグサと同じように脱皮するように、服を脱ぐように、花も葉も開いていく・・・だけどそのスピードは、思ったよりもはるかに遅いものでした。(もしかしたらマムシグサも同じ、ゆっくりさんかも)
というわけで実は前編後編にわかれちゃいます。

4月8日


ウラシマソウはウィキペディアによれば
肉穂花序の先端の付属体は釣り糸状に長く伸長し、これが和名の起源(浦島太郎が持っている釣り竿の釣り糸に見立てたか?)とされている。
らしいです。もうこれは明日にでも咲くだろうと思い、次の日も出かけました。
4月9日
しかし、実はあまりどの個体も変化がありませんでした。



4月11日
で、ちょっと時間を空けてみました。(といっても一日置いただけですけど・・・)
釣り糸は初めのうちはカールしていたものが、段々ストレートになって伸びてきたように思えます。しかし、花や葉っぱについてはたいした変化がありません。なんて時間のかかる花なんだい!


というわけで後半に続く
kobassanさん おはようございます
僕も少し変だな・・・と思ってました
今年、この先これが雌花になって実を付けるとは考えにくいからです
少なくともナマケモノのこの植物がそんなに変わり身が早いわけがありません
僕もkobassanさんがおっしゃるように、こいつはきっと去年で2年か3年目の個体で、この先何年もかけて変化していくのだと思います
ですから集落で暮らしていないと増える事というか維持すらできませんね
去年見かけた別の場所のウラシマソウは今年確認できませんでした
でかかったんですがどうしたかなあ・・・
何とかがんばって欲しいですね!
お晩ですnoraさん。
いつもチラ見しているウラシマソウを、じっくり見せていただき感謝しています。
この個体はおそらく雄花の時期だと思います。
テンナンショウ属の植物は、雌雄異株とか性転換する株とか言われていますが、ちょっと意味あいが違うと思います。
何年もかけやっと1つ花を付けますが、株の小さい内は雄花、やっと株が充実して雌花が開き、実をつけ一生を終えると考えます。
ある程度群生して、雄花、雌花が存在(混在)していないと簡単に絶滅してしまうと思われます。