先日の提出書類の件、ボクの勘違いでした。何を提出しなくちゃいけなくてどの様式かは会長さんに別に郵便で送られていて、会長さんが届けておいてくれたのでした。
神棚に祭るように置いておいて中身を全く見なかったのでこんなことになってしまったんです。すみません・・・
どうしてそれがわかったかというと・・・
心配して市役所の人が電話をくれたんです。電話をもらったついでに聞いてみると作った書類はほぼ合っていて、僕の中では点検の写真整理帳をそれぞれの施設ごとに上げておくぐらいでした。(手抜きをして全施設としちゃってました)
まあ、僕は相当のうっかりさんですからこういうことがあっても驚きませんが、相手の方は驚いたでしょう・・・きっと。
できればですけどメールでも同じ内容を送っていただけると少しマシです。しかもメルマガとかと一緒だと読み飛ばしてしまうので重要なときにピンポイントで・・・
リアルな世界は整理できず重要な情報にたどり着けない。かといってバーチャルな世界も膨大な情報の波に必要な情報が埋もれてしまう・・・。
とんだ個人的な恥の広報になってしまいました。関心が向いてないとどんなバカ避けも通じないですから苦労すると思いますが、来年も同じようなことをやらないとは限りません。是非生温い目で見守ってやってください。平にお願いいたします!!!
愛読者さん おはようございます
農家じゃなくても農家になってしかも色々なやり方ができるということがわかりました
お話を聞いているととりあえず米作り自体がやる人がいなくなって
消滅してしまうことはないように感じてきました
作る人がいなくなった場合の土日借地農家が活動できる環境が整ったり
色々な農業をする人が増えてくると楽しいですね
大場町のように圃場整備された地域の水田は、1枚で30aとか50aが基本ではないでしょうか。
そういう田んぼを1~2枚借りる算段ができれば、お百姓さんデビューは簡単にできるってことです。
流石に売り上げ50万円では農機が維持できるはずもありませんが、その4~6倍あれば、それが可能になります。
2~3町歩の水田で使うとなると、20~25馬力のトラクター、4条~5条植えの田植機、2~3条刈りのコンバインに軽トラックといったところでしょうか。
全部を新車で買うと軽く1,000万円を超えますから、中古機も織り交ぜて600万円~800万円。
これを減価償却すると年100~120万円くらいでしょうか。
これなら何とか維持できる気がしてきませんか?
減価償却費の代わりに修理代を払うつもりがあれば、私のように5万円の田植機とか、8万円のコンバインなんていうオンボロ農機を織り交ぜることも可能です(笑)
最初は田植えや稲刈りを外注しながら、数年がかりで農機を揃えていくのも良いでしょう。
品種や作付時期を少しずつずらせば育苗から収穫まで一人で出来ますが、乾燥調整は外注にしないと土日百姓では時間が足りませんし、乾燥調整設備を収める作業場の建築費が出てこないと思います。
当然ですが、この規模で稲作をやっても全く食べていけないので、お米を作るなら残りの週5日は真面目に働かなければいけません。
色々巧くいけば、様々な費用を引いても自分の日当くらいは残りますよ。
noraさんの嗜好なら、自ら農業を営むのではなく、自前の機械も持たずに、機械持ち跡継ぎ不在の高齢農家に代わってオペレーションだけを請け負う(日当を稼ぐ)ような業態も考えられますね。
例えば、耕耘を委託すると、10aあたりの機械損料+燃料費+オペレータ人件費で6~8千円程度、刈り取りなら2~3万円程度が相場だと思いますが、人件費だけならもっと安く請け負えて、農家とオペレータの間でWin=Winな関係が構築できそうです。
色んな農家の、色んな農機が操作できて楽しいかも知れませんよ(笑)
愛読者さん おはようございます
水戸市は40aなんですか・・・
50aで1500坪(この単位だってここまで大きくなると想像付きにくいですが・・・)!!
農家とは具体的にどういう人をさすのかよくわからなかったのですが
これで何となくわかりました
世襲か水戸市なら40a作物を作るってことですね
コメを作るとして約四ヶ月あの作業をして50〜60万円の売り上げ・・・・う〜ん・・・
そこから経費を引いて・・・正直難しいですねぇ
それよりか機械はゼッタイ買えないじゃないですか!!
トラクターに乗れないのは残念・・・ハードル高いなあ
これじゃ箱田んぼがいいとこですね
50aは、宅地の単位だと1,500坪くらいですからメチャメチャ広いですが、農地の単位だとたったの5反(=0.5町歩)です。
お米を作っても50~60万円程度の売り上げしかありませんよ(笑)
農地の取得や賃借は農家じゃないとダメ・・・っていうのは、農地法とかで農地の権利移動が制限されているからなのですが、「じゃぁ百姓は世襲じゃなきゃだめなの?」っていうと、そうではなくて、北海道なら2ha、都府県なら50a(又は各都道府県が別に定めた面積)以上をまとめて取得したり賃借したりして、農業を営もうという心意気を見せれば、新規の取得や賃借も農業委員会に認めてもらえます。
で、土地利用型の穀物農家だと5反というのは微妙な面積(手作業では無理だけど農機は維持できない面積)なんですが、労働集約型の作物を作るなら結構な面積だと思います。
ちなみに、水戸市は40a以上だそうです。
http://www.city.mito.lg.jp/000271/000273/000297/002324/p001321.html
愛読者さん おはようございます
すごく具体的で、特に「何かテーマを持って」というところかなりグッときますね
確かにテーマが大事そう・・・これは他のことすべてに言えそうですが
それにしても「農家」の定義が今までよくわからなかったのですが
50a以上という一つの数字があるというのに興味を持ちました
50aというと・・・えっと
50M×50M?ずいぶん広いように感じますねえ・・・
「お気楽農業ムーブメント」って響きがイイですね。
「半農半X(エックス)」っていうのが少し前に持てはやされていましたが、私の感覚だと、農業を半分もやっちゃダメですね。
週7日のうち2日以内で世話の出来る規模で、年収の5%前後くらいの所得を目指すのがよろしいかと思います。
で、お気楽な中にも何かテーマを持って色々試行錯誤すると、一層楽しめます。
noraさんも、いっちょ始めてみませんか?
地域によりますが、50a以上まとめて借りれば、農業委員会からも、きちんと農家扱いしてもらえますよ。
愛読者さん こんにちは
そうなんです
多分多少は活動が残ると思いますが
やっぱり金の切れ目は縁の切れ目でしょう
だからお金が稼げるような仕組みをこの取り組みを利用して作り上げることを
許すようにすれば少しは長続きするのではないでしょうか?
どんな事業だって初期投資は必要です
その分が助かってかつ行政のほうで事業を宣伝してもらえれば弾みがつきますよね
もうそれは愛読者さんがおっしゃるように
不在地主の農地を耕作でも農機乗車体験でも草刈りを請け負いでも
もちろん作物の共同販売でもなんでもいいから
共同で農地を保全する活動体で行う事業をサポートするんです
僕が大臣だったら全部の案いただきです
愛読者さんのお話を聞いていると
過去多くの人で使っていた施設を維持しつつ
ある程度の収量を挙げて赤字にならないように一人でやり続けるのは大変そうですね
多少農業周辺でお小遣いが稼げたら兼業度も更に上がってより楽しくできるんじゃないでしょうか?
それにしても、もし「こだわりの」という売り文句が氾濫する中
何にもこだわらない、お気楽農業ムーブメントってのが起こったらおもしろいなあ
・・・あ、逆か。活動組織で金が稼げないか? ってコトですね。
水路の草刈りに合わせて、畦や農地や耕作放棄地や家の周りや工場の裏手(つまり、ありとあらゆる私有地で、草刈りが滞っている場所)まで草刈りを請け負っちゃうとか。
あるいは、不在地主の農地を耕作して、地代は出来た作物の一部を贈り、残りを売却して収益にしちゃうとか。
「農機乗車体験!」って人を集めて、作業オペレータに仕立てて、しかも参加費をもらっちゃうとか。
そういう方向も楽しそう(笑)
農地・水保全管理は交付金ですから、直接お小遣いとして配ったり、慰労会で飲んじゃったりしちゃダメなんでしたっけ?
まぁ、いずれ終るお金ですから長期的な仕掛けの財源には使えないかぁ・・・でも、お小遣いは魅力的かな(笑)
私の農業は零細だし、作業そのものを楽しむ趣味的農業なので、農作業から土木工事まで基本的に1人で全部やっちゃうんですが、溝掃除や苗箱運搬などの手作業には(費用計上できないのがタマにキズですが)猫の手として子供達を雇います。
「このうち1人ぐらいは後継者として育つといいなぁ。」なんて、農業後継者の卵をお金で釣ってる訳ですが、これを拡大・発展させて、近所の(数少ない)子供達もまとめて釣っちゃうと楽しそうですね。
我々世代(今40~50歳台)が農を離れたのって、大勢が都会へ出ちゃったということもさることながら、少年時代に「百姓は大変」って刷り込まれたのも大きいと思うんです。
嫌々手伝わされて、単調な人力作業で、単位収量を追求していたし、見栄えも重要だし。隅から隅まで補植して、雑草も根こそぎ抜いて回っていたので、夏のヒエ抜きなんて地獄でした(汗)
だから地元に残って就職したヤツらも、ほとんど百姓を継いでない。
今、単位収量をそんなに追求しないし、見栄えもあんまり気にしないで済むので、一家を養うほど稼がなくても済む兼業農家は、ホント気楽で楽しい稼業なんですけどねぇ。。。
愛読者さん おはようございます
確定申告の書き方書類、最近はたくさん色もついてカラフルになりましたよね
貸し方借り方ごちゃごちゃになって用語には未だに慣れませんが
とりあえずそんなに苦労することはなくなりました
ソフトも色々出回ってますし
それにしても限界水利ですか・・・
草刈などの維持はともかく修繕、更新なんてなったら困りますね
そうですね
脈々と活動が続くためには何か画期的な
例えばその活動体でお小遣いが稼げてそれを活動費に使えるような
そんなもう一手で引き継げるともっといいです
また、限界を超えて活動体が崩壊しちゃった場合には
広域活動体を構成して人手を融通しあったり
ネットを使って半分バーチャルな活動体が作れたりするといいですよね
市役所の担当サンも、このページを見ていて、気になったのでしょうか(笑)
私事ですが、ようやく確定申告書を提出できました。
最近は、申告書に冊子が同封されていて、順番に読みながら埋めていけば申告書が出来上がるようになっているので、大変助かります。
ところで、私は同じ川から取水する3系統の用水を利用しています。
いずれも、井堰から数百メートル先で川に戻る農業専用用水で、うち2系統は利水者が2軒ずつしか残っていないので、集落共同作業というのは、かなり昔に崩壊しています。
残る1系統も5~6名で、春の溝掃除が唯一の共同作業ですが、大半が高齢農家、しかも私を含め、別の集落からの通いが多いので、10年先に残っているのは2~3軒でしょう。
集落も限界集落化しつつありますが、用水の方は一足早く限界水利。
農地・水保全管理支払交付金って、「農地や水や環境」よりもそういう共同作業ができる「活動組織」を活性化する意義が高い事業だと思います。
「金の切れ目が縁の切れ目」なんてコトにならず、交付金が終わっても脈々と活動が続くとイイですヨね。
・・・と、山間地から指をくわえて見ています(笑)