冬は野鳥が目立つような気がするのは生き物が少ないからなのでしょうか?昨日のスズメのように色々と行動が変化するように感じるのも、冬鳥として渡ってきた鳥が次々と参入してくるので環境が色々玉突きで変化するせいかもしれません。
虫のように地面で蠢いているスズメが一斉に飛び立っても残ってモゾモゾやっている鳥がいました。大きさ、色はスズメとほとんど同じ。若干色が白っぽい感じです。
スズメは全員迷彩服に焦げ茶色のベレーを冠っているチームですが、ちょっと行動がズレている残った小鳥は同じ迷彩服ですがベレーを冠っていません。今日は忘れたのか、それとも下っ端(幼鳥)で同じような姿形ではないのか・・・
うまく写真が撮れずに残念なんですが、戻って調べてみました。
どうも「カシラダカ」という小鳥のようです。
ウィキペディアによれば
カシラダカ(頭高、学名:Emberiza rustica)は、スズメ目ホオジロ科に分類される鳥類の一種である。和名の由来は、興奮すると頭頂部の羽を立たせることよる。
スカンジナビア半島からカムチャッカ半島までのユーラシア大陸高緯度地域と、アリューシャン列島で繁殖し、冬季は中国東部に渡り越冬する。また、中央アジアに渡る個体もある。
日本では冬鳥として、九州以北に渡来する。
とありました。
冬鳥でこちらへ渡ってきたのですね。普段の勢力である同じような姿形のスズメと行動を共にして(スズメのほうで積極的にどうぞ!というわけではないでしょうが)同じようなものを食べていたのです。
他にもたくさんの鳥を目にしますけど、きっとどこからか渡ってきたチームなんです。大勢の新しい集団がどんどんやってくるので普段あまり統制のとれていないスズメも、仕方なくチームを作ってツルんで対抗するしかなくなっているのかもしれませんね。