先日の日曜日は保全会活動の一環として、いつもの草刈と合わせてパイプラインの蛇口の取外しが行われました。4月にはパイプラインの点検が終わって通水試験を行うタイミングで避難していた蛇口の取付を行いましたが、結局毎年セットで行うようなのでしょうか?
ここで今までの経緯をご存じない方がいるかもしれませんので(そもそもどれだけのヒトが見ているのかって話もありますけど・・・)説明しておきますと、田んぼに水を配るパイプラインには蛇口が付いていて、揚水ポンプの圧力でバルブを回すだけで水が「ジャー」っと出てくるんです。
人力の水車とか多分前に話の出たバーチカルポンプなどに比べ、よりお手軽になったというか便利になってるわけです。だってお風呂に水を入れるみたいに田んぼに水を張れるんですもん。
ただ、稲刈りが終って蛇口を使わなくなった頃、ドロボーさんに金属クズとして狙われて盗まれてしまっているんです。クズとして売ったらいくらにもならないと思われるものですっごく高価なものって訳ではないですが、本来買わなくても良いものをかわされる身としてはたまったものではありません。
プラスチック製の蛇口もあるらしく、それに交換するのはどうかという意見も出ていましたが、耐圧が低いらしくて凍結したら割れてしまうので結局外すようではないかということでした。
朝晩見回るという意見もありましたが、いつやってくるかわからない敵を変わらぬモチベーションで待ち受けるのはハードですし、そもそも見回っている本人が明かりのない田んぼ周辺で不審者として通報されないとも限りません。まずは取り外してしまえば間違いがないということでした。
敵さんが蛇口がないのであきらめてくれるのを祈るばかりです。(他のものをターゲットにされたらまた同じようなことになってしまいます)
何かの収穫作業みたい
草刈チームと蛇口収穫チームに別れます
う〜ん・・・最初に戻って考えると冗談じゃないよなあ・・・外してまた付けて・・・本来は必要ないのに大変な手間です。