27日のニュース、コメ、主食の座危うしだって!
27日の読売オンラインに「コメ、主食の座危うし…購入額でパンに抜かれる」というニュースがありました。2011年度に国民一人が食べた米の量が57.8キロで過去最低なのに加え、2人以上の世帯の購入した2011年の「米」購入金額は「パン」購入金額に初めて抜かれてしまったそうです。
載っているグラフを見てみると米の消費量は右肩下がりに減っていて、さらには購入金額にしても同じく下がっています。対するパン類麺類の購入金額はほぼ横ばいに見えます。
お店で買ってくればすぐに食べられるパンとラーメンやうどんなどの加工品と、米屋さんで買ってきてもすぐには食べられない米の購入額の比較ってのがおもしろいですけど、米の一人負けを示すのにはこれで十分かもしれません。お米、おいしいのになあ。
マイナス要因
おかずの購入金額は一緒に出ていないのでよくわかりませんが、「ごはん」だけ食べる量を減らしている感じです。でも、麺類パン類は減ってない・・・
それと時間がないというのもあるかもしれません。家で食べる場合は米を研いで炊いておかずと一緒に食べるわけですけど、おかずを作ったり洗い物をしたりする時間を考えるとパンや麺類の場合洗い物と調理時間が少なくてすみますもん。
それにパン屋さんうどん屋さんラーメン屋さんに比べて丼もの屋さんや米屋さんは少なそうです。特に米系ファーストフード(単に受ける印象ですけど)
また、おいしいパン屋さん、ラーメン屋さんの話や行列のできるパン屋さん、ラーメン屋さんの話は聞きますけど、行列のできるおいしいお米屋さんの話は聞いたことがありません。もちろんどこかにあるのでしょうけど、僕が聞くほどは多く言われてはないのでしょう。
お米をみんなに食べてもらうにはの記事で少し考えたりしましたけど、やっぱり支出額横ばいのパンや麺に比べて圧倒的に露出が少ない感じ。おいしいものなんだから食べ方とかおいしさとか宣伝も重要だなあ。
やっぱりおにぎり屋さんだ!
うちでは毎朝おにぎりを作ってもらっています。逆におにぎりじゃないときはあまりごはんが食べられません。作る人は毎朝おにぎりで大変だけど、腹持ちが良くて血糖値がゆっくり上がりそうなおにぎりは10時のおやつもいらなくて朝から頭の回転もそこそこ保てて経済的にも結局おトク!
僕が単におにぎり好きと言うのもあるけれど、手軽に食べられておいしいおにぎりは、時間のない家庭でももっと受け入れられるはず!もうすでにコンビニのおにぎりだってかなり受け入れられているのじゃないでしょうか?
あ!そういえば市民運動会のお昼ごはんのおにぎりの話もありました・・・見てね!
街に工夫を凝らしたおいしいおにぎり屋さんがたくさんできるようになり、コンビニのおにぎり売り場を拡充して、ヒット商品の一つや二つできれば米の購入金額はまた上向きになるんじゃないかなあ・・・なんて思いました。
じゃあ、オマエやるか?って言われてもやんないんですけど・・・パン屋さんよりもリスクがあってチャレンジングな感じ・・・結局それが問題なんだろうなあ。