パソコンもスマホも大きな画面で見ている人が多いようなので、少し中央スペースを広げてみたんですけど、どうですか?
あったかい日、寒い日、雨降ったり雪降ったり・・・天気もなんだかもぞもぞと春に向けて動き出した感じです。それとともに植物も、虫も、きっと土の中で動き始めているでしょう。あんなにぴょこたんぴょこたんしていたのに、いつの間にか見なくなったカエルも、土の中で半分目を醒ましているのではないでしょうか?
U字溝のなかにクレソンみたいな葉っぱが茂っていて、白い花のつぼみを付けている雑草がありました。柔らかそうな葉をつけていて何だかおいしそう。細長い種の鞘を付けかけている、タネツケバナじゃないかと思います。(去年初めて知ったので確かじゃないかもしれませんが)
タネツケバナはウィキペディアによれば
タネツケバナ(種漬花、Cardamine scutata)はアブラナ科タネツケバナ属の植物の一種。水田などの水辺に群生する雑草。
全体に柔らかい越年草、あるいは一年草。高さは10-30cm、茎の根本と下部に一回羽状複葉の葉をつける。花は茎の先端に穂状花序をなし、花弁は白、果実は棒状で上を向く。
水田雑草としてもよく見られる。時に半ば水につかって育っている。日本全土に生育し、北半球の温帯域に広く分布する。なお、育ちがよいものは小型のクレソンに似て見えることがある。
七草がゆの際には、春の七草のナズナと間違えられる例もある。果実の形が違うので判別は難しくないが、別に毒はないし食べられるので間違えても実害はない。
2月3日の誕生花。
とあります。
そういえばこれもタネツケバナ?去年11月、もう寒い頃です
4月になると田んぼや畦を覆うように茂って、一面に白い花を咲かせるのでいやでも気がつきますが、この時期はまだそんなにめだたない感じです。でも、この仲間は前の年の11月頃には芽を出しているのだそうで、寒い冬をじっと耐えてオオイヌノフグリと同じように春を待っていたみたいです。
ネット上ではイネの種籾を水に漬けて発芽を促す作業の頃咲くので、「種漬け花」なのだ・・・といった記載も見かけます。
「そろそろ種を冷しなさい」という、このタネツケバナの春の知らせ通りに、ここのところ「種まき機」とか「催芽」とかのキーワードでこちらを訪れる方も増えています。
こちらはもう少し先ですけど、南のほうから米作り農家が動き出したんだな・・・と感じます。目には見えないですけど。