ウィキペディアによれば
分布と生育地
ヨーロッパ原産で日本には明治時代に観賞用に導入された帰化植物である。
日本では、本州中部以南に分布し、世界では、ヨーロッパ、アフリカ、アジア、オセアニア、南北アメリカの温帯地域に分布する。
沿海地の畑、道端、荒地などに生育し、日当たりのいいところを好む。乾燥に強く、土壌の質を選ばない。
とあります。
調べてみて、帰化植物とされるものの多くは「明治時代に入ってきた」と記載されていることが多いです。
もしかして、明治時代に活発な「欧米植物紹介人」がいたのかもしれないし、あるいは海外土産は植物の種が一般的だったのかもしれない。または、全国に広まって帰化植物として認知されるのには100年以上かかるのかもしれません。
外国のホームセンターへ行ったりすると、ついお土産に、へんてこりんな植物の種を買ってしまう(安いし)のはわかるような気がします。
ふたたびウィキペディアによると
夏(7-9月)に茎の上部にまばらに数個(多くても10程度)の小穂のついた、先が垂れる円錐花序を形成する。小穂は細い枝で垂れ下がり、卵形から楕円形で長さ1-2cm、幅1cm位で、8-18個の小花でつくられている。小穂は左右から扁平だが鱗片はふくらんで厚みがある。一対の包穎のみやや濃く色づくが、他の護穎は淡い緑色から成熟すると黄褐色に変わり、光沢があって美しい。和名はこれを小判に見立てたものである。別名にタワラムギがあり、これもふくらんだ小穂の形を俵に見立てたものである。
ずーっとあったのだとは思いますが、こんなへんてこりんな草、今年初めて気がつきました。やっぱり見ているようで見ていないことって多いです。