(広報ってムズカシイ)COP10についての投票、まとめ

アンケート投票画像
投票していただいた皆さん。ありがとうございます。

ものすごーく投票が少なかったのですが、投票してくれた人もいるのでまとめておきます。ホント、どのご意見ももっともで素直なご意見だと思いました。

コメント画面
寄せていただいたコメントもも全く持ってその通り。どれも「それは違う!」などと言えないものばかりです。クリックで拡大します。

これを見て思ったのですが、いろんな旗色があって、違う意見になることもあるでしょうが、どの意見も考えられて出された結論だということです。(当たり前だ!!と言われそうですが)

しかし、なぜか自分と遠いところの話ほど、そんな当たり前の事を見過ごしてしまいがちです。(少なくとも僕の中では)

クマは広報がうまいの図
クマの広報活動は一応の成功を収めています。撃たれてしまったということを除いては。

クマが出た!!

夏の暑さの影響で冬眠前のクマのエサが十分でなく、人里に降りてきたクマが撃ち殺されている。そして、それに対して「クマがかわいそうだ。他に何か手がないのか?」というような抗議や意見が寄せられている。と、ネットでのニュースに出ていました。

たしかに、「クマが撃ち殺されている」と聞くと、クマの出ない地域の僕は「クマがかわいそうだ」と思います。しかしよく考えてみれば、クマ現場には何人も何十人も人がいて、その人たちの知恵と持ち時間で判断して「クマを撃ち殺す」と決めたのだから、「他に何か手がないのか?」とか「お前たちはクマ殺しだ」という意見は現場では受け入れがたいでしょう。

これは、「クマがかわいそうだ。だから今度クマが出た時はオレが捕まえるから連絡をくれ。ビジネスジェットで2時間以内に駆けつける」と言わないと、テーブルにつくというか、意見すら聞けませんよね?それが交渉ごとってもんです。COP10ではどうだったのでしょうね?ニュースでは断片的なものしか流されていませんが・・・

クマ出没時に駆けつける交通手段が新幹線になるのか、エコノミークラスになるのか、それとも「お金を出すので代わりに捕まえてくれ」になるかはわかりませんが、そういう風に持っていかないとお話しにならないだろうな・・・と、最近の一連のニュースで考えなおしました。

もしクマが出たら

大場町島地区環境保全会はクマを撃つことはないと思います。しかし、クマのニュースに触れて自分が「地元の人は危険と隣り合わせで不安だろうな。捕まえようにもクマは4WD(四輪駆動)で4WS(四輪操舵)だし」と、思う前に「クマがかわいそう」と思うくらいなんですから、人に自分たちのことを知ってもらう「広報」というのは重要だと思いました。一応環境保全活動の広報ということになっていますので。(そう受け取られないとすればこちらの力不足ですが、オチをつけるという意味でこの方向へ話を持っていきます)

クマはキャラクターではくまのプーさんからテディベア・・・などでワールドワイドに活躍。音楽活動では、森のクマさんとある日出会って一緒に遊び「♪ららら〜♪」など歌われて全世界で広報活動を展開しています。

しかも、ターゲットは主に子供。子供は大きくなると大人ですから、子供をターゲットにするということは、すべての人を虜にするということです。完全に人間チーム不利です!!

「広報(広く知らせる)」すごく難しいですが、曲がりなりにも「広報」ということであれば環境保全の活動について、そして自然や農業について、僕なりに努力して、見る方にできるだけ身近に感じたり、考えててもらえるようにしたいと思います。

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