アキアカネ

今年はトンボが少ないような気がします。

今年はというより、年々減っているかもしれません。昔は町場でもたくさんのトンボの群れを見ることがあったように記憶しているのですが、単に脳内コピー&ペーストでそう思っているだけなのかな?

アキアカネは5〜6月に低地の田んぼなどで生まれて、夏の暑い時には涼しい山で過ごし、秋には赤くなってまた再び田んぼに帰って産卵をするのだそうですが、この辺では冬には田んぼの水を落としてしまっています。もし、トンボが減ったのが気のせいでなければ、そんなことも影響しているのでしょうか。それとも夏が暑かったせいで、まだ山から下りてきていないのでしょうか。

農地 水・環境保全活動の活動内容項目にビオトープ整備などが入っていますが、通年流れない水があるのは、このアキアカネにとっては良いことかもしれませんね。見たところ、流れる水や、深い水は余り好んで産卵していないようですから。

ギンヤンマアオモンイトトンボなどは開水路に平気で産卵していたので、こちらは深くたって流れていたって大丈夫なのでしょうね、きっと。

わずかな水たまりに産卵するアキアカネ。こんな光景を見ると「そこじゃない〜〜〜〜っ!!」と教えたくなります。やがて干上がってしまう小さな水たまり。「下手な鉄砲数うちゃあたる」方式もリスク分散という意味では正解ですが、そこだけは何があろうと完璧アウト。望みなし。
わずかな水たまりに産卵するアキアカネ。こんな光景を見ると「そこじゃない〜〜〜〜っ!!」と教えたくなります。やがて干上がってしまう小さな水たまり。「下手な鉄砲数うちゃあたる」方式もリスク分散という意味では正解だけど、そこだけは何があろうと完璧アウト。望みなしだよ、きみたち。
昔は秋の空に川が流れるようにトンボが飛んでいた。(脳内イメージ)
昔は秋の空に川が流れるようにトンボが飛んでいた。(脳内イメージ)
単車で走ってるとバスバスヘルメットに入って挟まっちゃったりしました。
単車で走ってるとバスバスヘルメットに入って挟まっちゃったりしました。
トンボの写真。島地区にもアキアカネが川になって飛んだら良いなあ。
島地区にもアキアカネが川になって飛んだら良いなあ。

飛んでいるトンボを網を使わずに捕る方法

そういえば、子供の頃何かの本でトンボを捕る道具が紹介されていました。小石2つをヒモで繋いだ簡単なものです。これでコウモリも捕れるというのです。

心くすぐる簡単な道具。これでトンボがザックザク。
心くすぐる簡単な道具。これでトンボだってコウモリだってザックザク。さっそく作って試してみました。

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写真と文章で長くなってしまうので畳んでおきます。
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確か、仲間だか敵だかと思って投げられたその道具に向かって行くと、ヒモに絡まって落ちてきてしまう。というシステムだったはず。
確か、仲間だか敵だかと思って投げられたその道具に向かって行くと、ヒモに絡まって落ちてきてしまう。というシステムだったはず。
真っ赤なアキアカネの写真が撮れました。
真っ赤なアキアカネの写真が撮れました。

しかしこの道具、作り方が悪かったのか何回投げてもトンボもコウモリも全く捕れず、がっかりしたものでした。僕の中ではこれさえあればわっさわさと鳥が穫れる道具「トリモチ」と並んで、子供を天国から地獄に突き落とす道具ベストワンを争うでしょう。

しかし、そんな空を飛ぶすばしっこい生き物、鳥やトンボを、ネコはいとも簡単に捕まえてきちゃうんですよねえ。催眠術でも使っているのでしょうか。

ネコどころか、犬が鳥を捕まえて食べてるのを見たことがあります。
ネコどころか、犬が鳥を捕まえて食べてるのを見たことがあります。
とにかくまあトンボです。こんな真っ赤なトンボがたくさん飛ぶようになったら楽しいだろうな・・・と思います。
とにかくまあトンボです。こんな真っ赤なトンボがたくさん飛ぶようになったら楽しいだろうな・・・と思います

2010/10/16-11時 追記

アキアカネの写真
さっき撮ったアキアカネの写真。山で成長して帰ってくるというわりにはずいぶんと小ぶりです。

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