台風の余波が来た日、ポッポーさんの夫婦(そう決めちゃいます)が雨に濡れていました。
あ!すみません。うちではキジバトのことをポッポーさんと呼んでいます。人を恐れなくなって町に住むようになった山鳩の事をそう呼ぶそうです。
いくらでも雨宿りできるところがあるのに、なんで二羽とも遮るもののない塀の上にいるのでしょう?寒そうに雨に濡れています。以前、うちに巣を作ったことがあるのですが、なぜか幅100ミリほどの鉄骨の上に卵を産んでしまっていました。そういう薄っぺらい不安定な場所が好きなのですかねえ・・・レッドリストではLeast Concern (LC) – 軽度懸念に指定されています。
キジバトはめんどくさがり屋なのか?
ある日の話。キジバトはめんどくさがり屋なのか、不安定な鉄骨の上に、ほんとうにテキトーに材料を置いただけの巣をつくりました。卵は、ちょっとでも動けば落ちてしままいます。
そのせいかぴくりとも動かないで暖めていましたが、いくら何でも無理だったのでしょう。卵はやっぱり落ちて割れてしまいました。瞬きもせず、まるで置物みたいにいつも同じ格好。死んでるみたいです。ところで鳥にまぶたってあるんでしたっけ?