ついこの間までやっていた、事業仕分けなんですが、あんまりばっさばっさ切らない方がいいのになあ・・・と、ちょっと思いました。仕事が「ムダ」とか、天下りは禁止というのならしかたないですが、間を取る商売ってのはあるのじゃないでしょうか?たとえば「問屋さん」ある程度リスクをとり在庫を持って、エンドユーザーに迅速にしかも「小分け販売」などで小回りを利かせて販売し、その間をとる。段取りして仕事を回すような「ハンドリング」もそうですね。結局、だれもが何かに付加価値を付けて、いくばくかを上乗せして販売しているわけです。仕分けられちゃうのはきっと、その作業の金額が適正でないだけなのでしょう。
やっぱり、元請けさんは下請けさんから「元請けさんは大変だなあ。それだけマージンとられても元請けはやりたくないや」って思われるくらいなら問題ないですよね。優秀な人にはそれにふさわしい仕事をしてもらわないと社会の損失ですから、天下りでも何でもばんばんやってもらって、適正な価格を引いて発注すればいいような気がします。普通の人も役人の人もみんな仕事を失わずやっていくのにはどうしたらよいか、よい解決策があるとみんながHAPPYになれますよね。
あまり切らない方がいいと言いながら、報道でたくさんのお役所の外郭団体(と言うのでしょうか?)があるのにはびっくりしました。どんな仕事をしているのか、イメージの湧かない膨大な数の機構やセンターがあるのですね。
イメージの湧かない仕事と言えば、忙しくて最近はなかなか行けないですが、東北地方に車で出かけると、同じくセンターがたくさん見受けられます。まあ、サクランボ販売センターとかホタテ販売センター(イメージです)というようなもので、お役所とは関係ありませんが、実在するものとして(看板を見ただけで、どんなものか見ていませんが)「生イカ備蓄センター」というのがありました。塩の備蓄事業や、石油?ガソリン?の配給券の備蓄のように、全くの民間で有事に備えて生イカを備蓄しているのでしょうか?ちょっと力の抜けた感じのイラストと、風雨にさらされた「生イカ備蓄センター」の文字のコントラストがいい味を出していたように記憶していますが、写真を撮っておけばよかったなあ。