おはようございます。今日は、昨日の記事「いよいよクボタトラクター&その他いろいろなもの ダイナミックフェア(第36回農機・生産資材大展示会)」の続きで、ヤンマーと三菱のトラクターをとりあげます。たとえ自分に関係なくても機械を、いや、「機体」を見るのは大好きです。ある目的のためだけに大勢の人の手を経て作り出される「機体」はやっぱり存在感があります。そして、その存在感は使う人の「使う」というチューニングによってさらに個性が加わり、存在感が増すと思うのです。
ヤンマートラクター

↑ クリックで拡大します ネットで拾った画像、年式不明のヤンマートラクター 昨日のクボタのトラクターと大体同じ年式ではないでしょうか?色は塗り替えられたのかもしれません、いい色です

↑ クリックで拡大します ネットで拾った画像、年式不明のヤンマートラクター これは少々古そうです すてきな形と色に見えるのは今、目新しい形だからでしょうか?色は塗り替えられたのかもしれません、いい色です これがどうなったかというと・・・

↑ クリックで拡大します 2010年のヤンマートラクターEG334 ECOTRA(エコトラ?)「エコ」というキーワードで登場です 値段はわかりません

↑ クリックで拡大します ヤンマートラクターCT652.UH ECOTRA(エコトラ?)お値段は¥7,171,500なり

↑ クリックで拡大します 同じくヤンマートラクターCT652.UH ECOTRA(エコトラ?)お値段は¥7,171,500なり

↑ クリックで拡大します 同じくヤンマートラクターEG230 お値段はわかりません J-changeと、こちらも大上段のサブタイトルのステッカーが貼られています

↑ クリックで拡大します 実際に試乗できるようにもなっています(やってみたかった)
三菱トラクター

↑ クリックで拡大します ネットで拾った画像、KUMIAI(組合)というエンブレムと、パルシードというニックネームが見えます 1982〜1986年製 農協マークがイカしてます
前出の、「国立科学博物館-産業技術の歴史」というサイト(まだ内容は少ないですが、充実したらすごいサイトになると思います)によると、三菱トラクタ パルシードMT2201(D),MT2501(D),MT3201(D) 1982年 このクラス初の快適空間を実現したフラットデッキを採用。ミッションケースや変速レバーなどの障害物をステップから取り払い、足元をすっきり広々とさせた。作業時はもちろん乗降りもラクラクで、人間尊重を実現した全く新しい快適さをもつトラクタである。とあります。またこんな写真も

↑クリックで拡大します 海外のサイトで見つけたレストアの画像

↑クリックで拡大します きれいに塗装して

↑クリックで拡大します こんなにきれいになってます

↑ クリックで拡大します 2010年、同じく進化しています

↑ クリックで拡大します GX460XV ¥4,958,100なり

↑ クリックで拡大します 20馬力GS200JY4B ¥2,276,400なり

↑ クリックで拡大します お口直しにマメトラ一輪管理機 MC-A1D ¥189,000なり ずいぶんと安く見えちゃうから不思議です

↑ クリックで拡大します こちらもお口直しにマメトラ管理機 CMP-183NB,R45N ¥276,465なり
ヰセキのトラクターや他メーカーのコンバインなどに続きます
2010年7月29日 5:32 AM |
カテゴリー:農業全般, 農業機械 |
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ヤンマーの農業機械年表 デカイです
「ダイナミックフェァ2011」(JAグループ茨城の 農機・生産資材展示会)でのヤンマーのブース、無人ヘリなど、変わったものが展示してあって興味深かったですが、発売した機械を年代ごとに分けた巨大な年表が目を引きました。こういうの、おもしろいですね。なぜかトラクターの部分しか写真を撮らなかったのですが、大失敗です。
その年表トラクター部分(クリックで拡大します)




その年表によると、ヤンマー初の乗用トラクターYM12Aの誕生は1963年、ヤンマートラクターは今年で47歳になります。クボタのトラクターが生誕50年とありましたので(プライスカードのキャッチにそうありました)、国産の乗用トラクターは、大体40代後半から50台ということになります。
写真を探していてギモンに思ったこと
この年表を参考に、ネットで写真を集めてみました。すると、ちょっと不思議なことがありました。外国で古いトラクターが大事にされているのはわかっていましたが、1960年代後半から1970年代後半にかけて厚く写真が存在し、1980年代後半になると少なくなって、1990年代から2000年にかけて薄く薄くなっています(2000年の辺りはほとんどない)。
普通に考えれば、古いものほど画像、個体が少なく、新しいものほど画像、個体が多いような気がするのですが、実際は全く逆になっているということです。これは興味深い発見でした。探し方に重大な欠陥がある可能性(海外と日本で品番が違うなど)は十分ありますが、「普通でない」状態を想像するほうがおもしろいので、このまま考えてみます。
1960年代後半から1970年代後半にかけて、たくさん輸出されたのか、とても良く、愛されるトラクターだったのか、それともものすごく丈夫だったのか・・・古いのをきれいにしたので、「見て!見て!」というのもあるかもしれません。
また、1990年代後半から2000年初めの辺りは、輸出されなかったのか、もう壊れて捨てちゃったのか、写真を撮るヒマもなく、今現在も使われているのか・・・
他社の製品も似たような状態のように見えます。稼ぐ機械としてはともかく、それとは別のどこか、国を問わず、メーカーを問わず、乗用トラクターが産まれて1970年代後半にかけての製品に惹かれる人が多数いる、ということを表しているのではないでしょうか?
1963年YM12A
年表の写真を探してみました。

年表によると、1960年YM12A 耕耘機発売から2年で乗用トラクター発売
写真は「国立科学博物館-産業技術の歴史」というサイト(マイナーなもの多数で大変興味深いです。)より
1968年YM273

YM273 1968年式 27馬力? 水冷縦型ディーゼルエンジン搭載。
1974年YM1500D

1974年 YM1500D 4輪駆動トラクターが登場。2気筒ディーゼルエンジン 17馬力

まだまだ写真と文章で長くなってしまうので畳んでおきます。続きを読むのリンクをクリックしてね!
(さらに…)
2011年7月24日 7:08 AM |
カテゴリー:農業機械 |
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