1976年型式認定シバウラSD1500AO「朝1分の農機考古学」

最後の「Oオー」は四駆の意味で「0ゼロ」ではないというのはカタログでシバウラ本人が言っていたことですが、こうやって見るとゼロとオーの違いは色が違うくらいで他に見分けがつきません。表記の方法、もしくは文字を変えるなどで対処すべきだったのではないかなー・・・などと思います。
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毎日サクッとネットオークションの写真で「朝1分の農機考古学」。『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今朝は1976年型式認定のシバウラSD1500AOです。最初は僕も思い切り「0ゼロ」だと思っていましたが、最後の「Oオー」は四駆の意味で「0ゼロ」ではないそうです。

ネットオークションで見つけてきたシバウラSD1500AOです。フロントにラグタイヤを履いていることから四駆だとわかります。
ネットオークションで見つけてきたシバウラSD1500AOです。フロントにラグタイヤを履いていることから四駆だとわかります。なんだか妙にかっこいいウエイトがついています。
最後の「Oオー」は四駆の意味で「0ゼロ」ではないというのはカタログでシバウラ本人が言っていたことですが、こうやって見るとゼロとオーの違いは色が違うくらいで他に見分けがつきません。表記の方法、もしくは文字を変えるなどで対処すべきだったのではないかなー・・・などと思います。
最後の「Oオー」は四駆の意味で「0ゼロ」ではないというのはカタログでシバウラ本人が言っていたことですが、こうやって見るとゼロとオーの違いは色が違うくらいで他に見分けがつきません。表記の方法、もしくは文字を変えるなどで対処すべきだったのではないかなー・・・などと思います。
シバウラS700-0/15PS・シバウラS1000-0/21PS・シバウラS1500-0/25PS・新車3種が野外で揃い踏み。もう二度と見ることのない絵面です。この中で注目はタイトルにもした四輪駆動シリーズの部分です。
根拠としてはこのカタログです。昔から使っている「Oオー」表記。ふりがなが振ってあります。
「どんな湿田、傾斜地、草地でも威力を見せるこのパワー!4輪駆動0(オー)シリーズ」 とあります。運輸省型式認定番号一覧表を見てもらえばわかりますが、1973年時点で車はもちろんトラクターも四駆は一般に珍しいほう。そのメリットをこのように大げさに主張する必要があったものと思われます。
「どんな湿田、傾斜地、草地でも威力を見せるこのパワー!4輪駆動0(オー)シリーズ」 とあります。
寄り道してしまいました。SD1500AOの運輸省型式認定番号銘板は写っていませんでしたが資料によれば小型特殊自動車運輸省型式認定番号農969号シバウラSD1500AO型ということがわかります。この辺り芝浦が並んでします。いちいちバリエーションごとに型式認定を受けたようです。
寄り道してしまいました。SD1500AOの運輸省型式認定番号銘板は写っていませんでしたが資料によれば

小型特殊自動車
運輸省型式認定番号 農969号
シバウラ SD1500AO型

ということがわかります。この辺り芝浦が並んでします。いちいちバリエーションごとに型式認定を受けたようです。

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。

(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.

追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!

今朝は曇って暗いです。こういう日はイマイチ盛り上がりませんね。それではまた明日!