ミッドシップFRシングルシーター(というとF1みたいだけど)コマツユニカLT1200「撮りトラ」

今日は某所で見た、小松ロビン株式会社(当時)のコマツユニカLT1200「撮りトラ」です。

 

昭和42年12月から昭和45年6月まで、わずか2年ちょっとの間だけ存在した小松ロビン株式会社。その会社のカタログと共にお送りします。

 

本日は外観はナシ。でもなぜ取りあげたかというと、ちょうどエンジンフードが持ち上がっていて、エンジンがわずかに見える写真があったから。シュノーケル状の空気取り入れ口と、ダイナモとらしきモーターが見えますよね。

本日は外観はナシ。でもなぜ取りあげたかというと、ちょうどエンジンフードが持ち上がっていて、エンジンがわずかに見える写真があったから。シュノーケル状の空気取り入れ口と、ダイナモらしきモーターが見えますよね。どういうわけだかオリジナルとは違う青に塗られています。

 

拡大してみるとなんとなくコマツ1200と読めるステッカーが貼ってあります。エンジン形式か車体形式かわかりませんが、M85という文字も見えます。

拡大してみるとなんとなくコマツ1200と読めるステッカーが貼ってあります。エンジン形式か車体形式かわかりませんが、M85という文字も見えます。コマツの「小」マークも見えますね。

 

残念なのは細かいところがわからないこと。少し書き直してみました。もし、古いロゴタイプをお持ちの方がいましたらトレースして図をきれいに完成させたいと思いますのでご連絡下さい!よろしくお願いします!

以前取りあげたコマツロゴの変遷によれば、この「小」マークは1968年あたりからのものでした。

 

コマツインター232(23PS) コマツユニカ LT1200(12PS)と書いてあります。こちらはLT1000ではなく、12馬力のLT1200です。

コマツロビンのカタログです。コマツインター232(23PS) コマツユニカ LT1200(12PS)と書いてあります。昭和42(1967)年12月から昭和45(1970)年6月まで存在した小松ロビン株式会社。ということで、だいたい上の表でいうところの「小」マークのレンジに入っています。このカタログの写真では正面にも「小」マークが入っていることがわかります。

 

コマツユニカトラクタ LT1000 1953年型(昭和28年)小松製作所製(日本)1000型 10馬力

しかし、以前スガノ農機の『「土の館」 土と犂の博物館』で見た、コマツユニカトラクタ LT1000 1953年型(昭和28年)小松製作所製(日本)1000型 10馬力 は、1954年までの松葉マークが付いていました。

 

コマツユニカトラクタ 1953年型(昭和28年)小松製作所製(日本)1000型 10馬力   1954年(昭和29年)この頃から開発テストを続け、昭和32年から発売された。 国民車の愛称で乗用運搬トラクタとして多く使われ、釧路根室地方の酪農家には一家一台の時代もあった。 牛乳の運搬車でも活躍していた。   別海町 村上政雄 所蔵

そのキャプションです。コマツユニカトラクタ 1953年型(昭和28年)小松製作所製(日本)1000型 10馬力   1954年(昭和29年)この頃から開発テストを続け、昭和32年から発売された。 国民車の愛称で乗用運搬トラクタとして多く使われ、釧路根室地方の酪農家には一家一台の時代もあった。 牛乳の運搬車でも活躍していた。   別海町 村上政雄 所蔵

 

小松製作所のものと思われるロゴ?トレードマーク? わかりやすく描き直してみました。「小」という漢字を松葉が菱形に組み合わさって囲んでいる、とってもわかりやすいマークです。

以前見たコマツインター232に付いていたマーク。 わかりやすく描き直してみました。「小」という漢字を松葉が菱形に組み合わさって囲んでいる、とってもわかりやすいマークです。

 

今回のLT1200に戻ります。エンジンの納まりがよくわかります。四角いヘッドカバーが気に入りました。

今回のLT1200に戻ります。エンジンの納まりがよくわかります。四角いヘッドカバーが気に入りました。

 

理由はあるのでしょうが、不思議に思ったタイヤハウスのスリット。せっかくの泥よけにスリットを空けてしまっては、ここから泥や水が跳ね上がってきてしまいます。運転席に乗り込むときの滑り止めの意味なのか、それとも何か別の理由があるのか・・・

理由はあるのでしょうが、不思議に思ったタイヤハウスのスリット。せっかくの泥よけにスリットを空けてしまっては、ここから泥や水が跳ね上がってきてしまいます。運転席に乗り込むときの滑り止めの意味なのか、それとも何か別の理由があるのか・・・

 

そして各製品の諸元が表になって載っています。今もそうですが、昔はこれらの機械、高価だったでしょうね・・・

あ!そうそう。LT1200のスペックです。空冷単気筒453cc灯油エンジン。12馬力/3200rpm 全長2225mm 全幅1072mm 全高(ハンドルまで)1246mm 地上高 290mm 副変速機付 前進6段 後進2段 といったところです。

 

きょうはここまでです。また明日!

 

 

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