Dトラと呼ばれているんですね!三菱D1300/D1800/D2000/D2500/サトーST1300「昔のカタログ」

先日から自分の中で盛り上がっている三菱の機運、伊藤産業機械さん、トラクター狂さんに資料をいただき、さらに盛り上がりそうです。

最初にDが付く三菱のトラクター、Dトラと呼ばれているんですね!今日は昔のカタログシリーズです。

これはTさんのマイサンD1300です。なんだかブルトラに似てますね。

これはTさんのマイサンD1300です。年表によると1975年〜1977年。

三菱トラクターD1300。2気筒エンジンでとにかくコンパクトなトラクター。もしかして対流式の水冷だったりしたら車体の割にラジエターも大きくしなくちゃいけないから、必然的にマークなどは眉間に置くしかなくて顔も似てきちゃうのかもしれません。

三菱トラクターD1300。2気筒エンジンでとにかくコンパクトなトラクター。もしかして対流式の水冷だったりしたら車体の割にラジエターも大きくしなくちゃいけないから、必然的にマークなどは眉間に置くしかなくて、顔も似てきちゃうのかもしれません。

トラクター狂さんが送ってくれた雑誌の切り抜きです。ブルーが変えた若者のハート。と書いてあります。

トラクター狂さんが送ってくれた雑誌の切り抜きです。ブルーが変えた若者のハート。と書いてあります。

そのコピーには・・・

ブルーが変えた若者のハート。
マイサンは、鮮烈のブルー。この色が今若い農業マンに大きな希望と意欲をかきたてています。女性でもすぐ乗れる、簡単な運転と操作。小回りがきくから山間地の田畑でも、効率よくラクに作業がすすみます。さあ、今すぐ乗ってみよう「ブルーのマイサン」。ヤル気をおこさせるトラクターです。

どうもこのコピーを読んでいると赤系等のトラクターは「じいさんやおじさんが乗るものだ」と思わせたいと考えたか、もしくは既にそう思われていたのかもしれません。

そういえば1970年代初頭までは赤もしくはオレンジの暖色系等のトラクターがほとんどでした。各社のトラクターもほぼ出そろい、見分けがつきにくくなっていたでしょうね・・・きっと。

色を変え、ターゲットを絞ろうといくつかのメーカーが考えたとしても不思議はありません。

年表ではD1300とまったく同じ1975年〜1977年粘土に生産されていた佐藤造機のST1300。

年表ではD1300とまったく同じ1975年〜1977年粘土に生産されていた佐藤造機のST1300。

そのコピーには・・・

小型というよりは・・・

現代形のトラクターです。サトーのST-1300は、「白いトラクターSTシリーズ」の新しい仲間。小型ながらパワー自慢、女性でも簡単に乗りこなせる水田作業主体のトラクターです。「歩く農業から乗る農業へ」という現代農業の流れを敏感にとらえたサトーの自信作です。

先日のランツ・ブルドッグのカタログとはえらい違いです。ランツのほうが機能の説明やそのメリットに終始していたのに比べ、サトーやマイサンのほうはホワンとしたとらえどころのないイメージに終始しています。

水田作業主体と書いてあるところを見ると、やはりブルトラとかぶる部分はありますよね。

「アッ!」「オッ!」「イー!」青いトラクター

こちらはD1500とD1800の切り抜きです。「アッ!」「オッ!」「イー!」青いトラクター

D1500は1973年〜1976年製造、D1800は1973年〜1974年製造のようでした。D1300/ST1300がどちらかといえばイメージで売っていたのに比べて、こちらはハッキリ数字で勝負するのだそうです。

トラクターは機械です。
数字がその実力を正直に語ります。
トラクターは数字で選びましょう。

こうあります。機械は数字だと言い切ってしまうところが潔いです。

それともう一つ、画像検索をすると顔が黒いのと白いのが居たのですが、この切り抜きを見てナゾが解けました。

15馬力が顔が白くシートクッションが黒。18馬力のほうが顔が黒くしーとクッションが白。

こういう切替になっていたんですね・・・

この色の切りかえ、もっと大きいのではどうなっていたのでしょう。これを見る限りD2500は顔が白、シートクッションは黒ですね。「青年のような青いトラクター」と「トラクターは機械です。 数字がその実力を正直に語ります。 トラクターは数字で選びましょう。」というところは他と変わっていません。

この色の切りかえ、もっと大きいのではどうなっていたのでしょう。これを見る限りD2500は顔が白、シートクッションは黒ですね。「青年のような青いトラクター」と「トラクターは機械です。 数字がその実力を正直に語ります。 トラクターは数字で選びましょう。」というところは他と変わっていません。

多分、青年に「トラクターは数字で選びましょう」啓蒙しているんです。数字には自信があったのでしょう。

D2500は1974年〜1975年製造(多分・・・年表にはST2500の分しか書いてありません)でD2000は1973年〜1976年製造のようです。

切り抜きにあるD2500は顔が白、シートクッションは黒ですが、D2000はどうだったのでしょう・・・

ネットで画像を探してみました。D2000、顔は黒ですね。ということはシートクッションは失われていますが、白だったのではないでしょうか?

ネットで画像を探してみました。D2000、顔は黒ですね。ということはシートクッションは失われていますが、白だったのではないでしょうか?

こちらも同じく雑誌の切リ抜きです。なんだか広告を出すたびにメインのコピーを変えていたんですね。青空の下の青いトラクター。「青」という文字を必ず入れる縛りで文句を考えていたということがわかります。よっぽど「青」を売りたかったのでしょう。他の数字で選ぶというコンセプトは共通です。

こちらも同じく雑誌の切リ抜きです。なんだか広告を出すたびにメインのコピーを変えていたんですね。青空の下の青いトラクター。「青」という文字を必ず入れる縛りで文句を考えていたということがわかります。よっぽど「青」を売りたかったのでしょう。他の数字で選ぶというコンセプトは共通です。

そしてメインにフューチャーされているのは、やはり最大馬力だけあってD2500。でも、作っていたのは2年間だけで、すぐにD3000になってしまったみたいですけど・・・

同じくTさんのサトーST1801D。あああっ!時間がなくなっちゃった!!行ってきます!

最後にTさんのサトーST1801D(もしかしたらST1801FD)を年表で見てみます。サトーST1801Dは1975年〜1976年にかけての1年間しか作っていなかったようです。

この切り抜きからは、三菱のトラクターは「青」ということを定着させようと試行錯誤していたこと、カタログスペックで商品を選ぶという文化?を根付かせようとしていたことがうかがえます。

考えてみたら、この前のランツのように部品点数が少ないことから耐久性やメンテナンス費用などを想像させるカタログは頭を使います。

それに比べ、数字を見比べて選ぶことができれば一目瞭然なので頭を使いません。問題が起こることもありますが、これはこれで一つの発明なんじゃないかなあ・・・などと思います。

今日はこれまで・・・また明日!

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