今日は少し趣向を変えて、北海道上富良野町にあるスガノ農機の『「土の館」 土と犂の博物館』で見た、キャタピラー社のチャレンジャートラクターです。
よく見ると飛び出した長いエンジン部分の下にたくさんおもりが見えます。重いエンジンだけじゃ足りずにさらにおもりを足すとは・・・どれだけ引っぱるつもりなのでしょう・・・
チャレンジャーは重作業を担うために(タイヤの汎用性と浮力、履帯のけん引力のイイトコ取りを狙ったようです。)世界ではじめてゴムクローラーを採用したので、ゴムクローラーといえば「チャレンジャー」のように、代名詞になっているそうです。
調べてみると1995年〜1998年まで生産されていて
チャレンジャー35であれば、キャタピラーCAT3116 6気筒6.6Lディーゼルエンジン210馬力
チャレンジャー45であれば、キャタピラーCAT3116 6気筒6.6Lディーゼルエンジン240馬力
チャレンジャー55であれば、キャタピラーCAT3126 6気筒7.2Lディーゼルエンジン250馬力
こんなことになっていました。チャレンジャーとだけあって、GTXとかXTVみたいなアルファベットも240だの210だのの数字もまったくついていない渋い外見。
その形がすべて!何も語らない佇まいが逆に「オリジナルなんだ」という強烈なアピールになっています。