ウナギとりの道具の話、僕にとっては面白いので続けちゃいます。動画、ほんとはもっと長いんですが、3分以上続けちゃうと誰も見てくれなくなっちゃう(ネットユーザーは自分も含めて気が短い感じです)のでぶつぶつ切ってます。
ウナギとりははえ縄漁!
VIDEO
↑ 動画(3分10秒)画面クリックでも再生します。
聞いていると、仕掛けを作ることはもちろんですが、中に入ったウナギを最終的に捕まえるための玉網も作っているということです。そして、作った仕掛けを持っていかれてしまうことがあるそうなのですが、「ウナギを持っていくのは構わない、だが、仕掛けを持っていかれるのはほんとうに意地焼ける!」と、憤っていました。
この、「意地焼ける」 部分、茨城弁で、僕が勝手に漢字を当てていますが、合ってますかね? 発音では「いじゃける」 で、嫌になっちゃうとかそんな意味だと思います。ただ、「イヤんなっちゃう」みたいなさっぱりした感じではなくて、口からぐりぐりぐりっとねじられて出てくるような、すりつぶすような、そんな言い方なんで、かなり煩わしく、憤まんやるかたないっていう空気がビンビン伝わってくる言葉です。
ウナギに全く関係ない人はこの仕掛けを見てもただの竹の筒で、まさかそんなに手間と思い入れのあるものだと思わないでしょう。僕が子供だったらそんなこともわからず、引き上げて遊んでそこらに放り投げてしまっているかもしれません。
やれやれ、世の中にはこんなこといくらでもありそうです。いままで知らずにどれだけのことをしてきたか、考えるとぞっとします。そしてこれからもわからずにいろいろなこと、やってしまいそうだなあ。
2012年2月29日 6:58 AM |
カテゴリー:水戸市大場町島地区の自然や行事 |
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想像図ですけど・・・学校にヘリコプターが降りる。非日常です。
小学校から帰ってきた子供がいいました。「子:今日ヘリが学校に緊急着陸したんだよ」「親:ええっ?!」 緊急着陸と言うからヘリコプターにトラブルでもあって緊急避難的に学校に着陸したのかと思ったのですが、良く聞くと急病人を病院に搬送するために学校の校庭に着陸したのだそうです。
想像もつきません
「すっごい音で、教室の窓がビリビリ震えたよ」といっていました。ただ、ヘリコプターがよく見えたというわけではなく、カーテンを閉めて教室の中で待っていたそうです。その通りで、興味本位で見るものではないですものね。
茨城県ドクターヘリ
カワサキのWEBサイト。茨城県にBK117C-2を納入したって書いてあります。
茨城県がドクターヘリを導入したというのは何となく知っていましたが、調べてみるとあらかじめランデブーポイントと言って、ヘリを降ろして救急車から急を要する患者さんを運び込む地点を決まっていました。
ランデブーポイント
茨城県ドクターヘリのWEBサイト
ちゃんと茨城県ドクターヘリというWEBサイト があって、これによると水戸市には大場小学校のような111個のランデブーポイントがあり、茨城県全体では1106個のランデブーポイントがあるのだそうです。
サイトには全部のランデブーポイントの地図が載っています。お近くのランデブーポイントを探してみては?
航空写真でも見られます。大場小学校の上にHのマークが・・・これが近くって何か安心感があります。
この話を聞いた時、急病人が出てからどうやってピックアップするか考えて、大場小学校に決めて降りてきたのかと思ったのですが、考えてみれば行き当たりばったりでは連絡や何やで時間がかかってうまくいきそうもありません。だからちゃんと事前に段取りをしてあったんですね。
なんとなく救急車の音は聞こえていたのですが、まさかそんなことになっているとは思いませんでした。ちょっと外を覗いてみればヘリコプターが学校に降りるところが見えたかもしれません。
ヘリコプターはむちゃくちゃ速い
この機動力・・・すごいなあ
さらに茨城県ドクターヘリWEBサイト を見てみると、なんとヘリコプターは茨城県ならどこでも飛び立ってから20分で着いてしまうそうです。大場小学校なら5分とかかりません。きっと救急車で運ばれた方はすぐに処置してもらえて良くなることでしょう。今まで考えたこともなかったですが、ヘリコプターってものすごく速いんですね。これなら僕たちも安心です。
それにしても知らないってちょっと怖い
ドクターヘリは消防本部からの要請で運行されるので、僕たちは知らなくても必要とあらば飛ぶわけですけど、こういうこと以外にも世の中の仕組みで知らないってことたくさんありそうです。色々アンテナを張っていないとなんだか怖いですね。
川崎式BK117C-2ヘリコプター
定員11人!だそうです
茨城県ドクターヘリはカワサキのBK117C-2というヘリコプターを使っていて、カワサキのWEBサイト によれば
「川崎式BK117ヘリコプター」は、当社と欧州のヘリコプターメーカーECD社(ユーロコプタードイツ社)〔旧MBB社(メッサーシュミット・ベルコウ・ブロウム社)〕が共同開発したヘリコプターで、物資・人員輸送、消防・防災、警察、ドクターヘリ(救急救命)など多用途に活用される中型双発機です。また同機は、優れた安全性・操縦性、コンパクトな機体形状、担架などの長尺物の搬出入に適した大型の機体後部観音開きドアを特長とし、国産ヘリコプターとして1983年の初号機納入以来改良を重ね、優れた技術力と高い信頼性により当社納入分(2010年10月27日現在)で149機、ECD社納入分を合わせると全世界で約833機以上の納入を誇るベストセラー機です。
「C-2型」は、従来型の特長を活かしながら、以下の改善が施されています。
①
従来型機からキャビンスペースを約30%拡大し、最大全備重量を約7%、航続距離を約30%向上し、飛行能力・輸送能力を大幅に向上。
②
新型メインローター・ブレードを採用することで、騒音・振動を大幅に低減。
③
新型操縦室による広い視界と、統合計器システムにより計器の配列をシンプルなものにするなど快適な操縦環境を実現。
・ 全 長:13.0m
・ 全 幅:11.0m
・ 全 高:3.96m
・ 最高速度:278km/h
・ 航続距離:685km
もちろん使わないのにこしたことはないけど、ガンバレ茨城県ドクターヘリ!
2012年2月28日 6:17 AM |
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