4月からをふりかえって→アイマイのススメ

夏の暑さはすっかり・・・それはもうきれいさっぱりと忘れて寒さに震えています。今年最後の日なので、保全会活動の広報(一応そういうことです)としてのこの場所をふりかえってみます。

思ったようにいかなかった保全会/農業のレポート

4月から米作りのことや保全会活動のレポートをやってきましたが、(関係ないことも多数含まれていますが・・・)なかなか難しかったです。米作りなど、見ていて大変おもしろい(興味深い?うまい言葉が見つかりませんが)のですが、それを他の人に見てもらったり、おもしろく感じてもらえるよう伝えるということは全く別の話でした。「お米ってこんなにおもしろいのに食いつきが悪いなあ」というのが正直な気持なんですが、もちろん食いつきが悪いのにはたくさんの理由があります。

言い訳を考えてみました

大前提として表現力がないというのが一番です(熱意も技術も時間も金も)それでも子供っぽく言い訳を一つ考えてみました。

WEBに限らずすべてのことが便利になって整理され、きっちりインデックスを付けて引き出しにしまわれたり、囲いを付けたりで、曖昧なところがなくなってきていているような気がします。そのために、興味がある人にとってはとても便利ですが、興味のない人にとっては全く見えなくなって、「無いもの」になっているんじゃないか?世の中の物すべてが「ある」か「ない」かに分けられてしまっているのではないか?という言い訳はどうでしょう?

お金を入れてスイッチをポン!コシヒカリ10kg!みたいなノウギョウ装置になっていたり、ネットでポチッとするだけの工業製品・・・でも、作っている人がいるんですよね?それは知る必要がないのかなあ・・・そんなことないです・・・よね?
お金を入れてスイッチをポン!コシヒカリ10kg!みたいなノウギョウ装置になっていたり、ネットでポチッとするだけの工業製品・・・でも、作っている人がいるんですよね?それは知る必要がないのかなあ・・・そんなことないです・・・よね? モノ はどんな物でも ヒト が作っているんだよなあ

世の中整理されすぎ!(怒)

目の端っこに入っていれば、いずれ興味を持つこともあるでしょうが、仕舞われてしまっては興味を持つまでは目に入ることはない。今現在興味を持っていないのでやはり目に入らない・・・これって、興味を持ってもらうのは奇跡的にムズカシイ!!

若者にとっておじいちゃんやおばあちゃんは、田舎にしまわれちゃっているので、「老人が抱える様々な問題」は気がつきにくいし、なかなか身近に感じることが難しいでしょう。一方、田舎のおじいちゃんやおばあちゃんは、若者が抱える様々な問題(就職や学校など)電話で話すことはあっても気がつきにくい。

仕事は都会、生産は工場、農地で農業・・・このようにきれいに整理されて、農業も仕舞われちゃって、引き出しをあけると作物が出てくる生産装置みたいになっちゃってるのかなあ・・・などと思ってしまいます。

子は親の背中を見て育つなどと言いますが、その親を仕舞われちゃっては、子は、一番身近な「自分」にしか興味を持てなくなってしまいます。

垣根を取り払って、もっとだらだらと曖昧にやろう!!

きちんと整理されるというのも良いですが、その整理法、さらにステップアップして曖昧な部分を付加できないでしょうか?そういえば最近、WEBでもリコメンド機能(他にこんな物を買っていますだの、関連記事だの)が付いていますねえ・・・WEB屋さんもそれが気になったのかしら?

いろんな人、いろんな職業、いろんな世代がいろんな場所で混じり合うようにしないと、自分の仕事、自分の世代、最後には自分にしか興味のない状態にみんながなってしまいます。なんとか良い方法はないでしょうか?

とにかく地道に根気よく・・・ですよねえ。なんだか最後に歯切れが悪くなってしまった。

ここまで書いてきて来年の方針が決まりました。切り分けない、仕分けしない、整理しない・・・つまり今まで通り、興味の交差点としていろんな事を書く!ということです。それだってきっと広報につながるはずです。

その前に、僕は面白いことをおもしろく伝えられるような表現力を付けるよう努力せねば・・・読んでくれた皆さん、ありがとうございました。来年もできれば読んでやってください。

みなさんの今年はどんな年でしたか? そして、来年はどんな年にしましょうか?

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