鉃道写真を撮影する「撮り鉄」をもじって、トラクターを撮影する「撮り虎」撮りトラキャンペーン第6弾その2。北海道で見つけた三菱のトラクターです。アレから結構長い間探したのですが、どういう車種か結局わからず・・・もしかしたら発動機だけ三菱製で車体は別メーカーで作っているとかなのかも。
役目を終え朽ちていく
それにしてもこういう光景土地の余っている地方でよく見かけます。その場ではお日さまがさんさん照ってるし、広い視野の中の打ち捨てられたトラクターですから、ちょっと荒んだヤサグレた印象しかないわけですけど、こうやってそこだけ写真で切り取ってしまうとなにやら寂しいような、物言いたげなように見えてしまうから不思議です。
「40歳になったら人は自分の顔に責任を持たねばならない」
「40歳になったら人は自分の顔に責任を持たねばならない」と言ったのはエイブラハム・リンカーンだそうですが、多分40は過ぎているだろうこのトラクターの顔は煤けてサビにまみれていても、働くキカイの存在感はまだ残っていて、それで何かを訴えかけてくるのかな〜なんて思います。
最近のはどうなんだろ?
今のステキなトラクターたちが40歳になった時、デザインや存在感がそんな風に残っているだろうか?などと妄想してしまいます。時間や役務をお金に換算して働いて何も残っていなかったらちょっと寂しいな。
もしかしたら新型はいつまでも歳を取らないというか、リンカーンの言葉も時代とともにレンジが変わって「60歳になったら人は自分の顔に責任を持たねばならない」なんてことになるかもしれませんけど・・・
こんなことを考えていそう