春風に続く80〜90年代のクボタ田植機の系譜。末っ子のレインボーキッドSPK4-HD@スプリングフェア2018

レインボーキッド、中古販売会の機体の中で光っていました。僕は今まで田植え機など大して気にもしていなかったのですが、田植機の地層はフクザツに折り重なっていて、発掘するのがすっかりおもしろくなってしまい、「おっ!これは古いぞ」と思うようになっています。

今日は「田植機考古学」。OさんとMさんに誘われて行った春の農業機械&生産資材展示会「スプリングフェア2018」で見た、クボタ田植機1990年代の系譜の一つであるレインボーシリーズの末っ子、レインボーキッドSPK4-HDです。

 

現在の機械も興味深いんですが、田植機は僕の中で暗黒大陸。古いものとなると何が出るかわからず、発掘作業、宝探しみたいでおもしろいです。

 

というわけで僕はこういう作業を『田植機考古学』と呼んでいます。

 

何も見えないから掘っているスコップの先に「カチン」と当たるとワクワクするんです。もちろんよく知っている人は知っているわけで、「そんなのあたりまえじゃん」なわけですけど、そこは知らない人だけが楽しめる特権といってもいいのではないでしょうか?
何も見えないから掘っているスコップの先に「カチン」と当たるとワクワクするんです。もちろんよく知っている人は知っているわけで、「そんなのあたりまえじゃん」なわけですけど、そこは知らない人だけが楽しめる特権といってもいいのではないでしょうか?

 

レインボーキッド、中古販売会の機体の中で光っていました。僕は今まで田植え機など大して気にもしていなかったのですが、田植機の地層はフクザツに折り重なっていて、発掘するのがすっかりおもしろくなってしまい、「おっ!これは古いぞ」と思うようになっています。
レインボーキッド、中古販売会の機体の中で光っていました。実機を見るのは初めてです。僕は今まで田植え機など大して気にもしていなかったのですが、田植機の地層はフクザツに折り重なっていて、発掘するのがすっかりおもしろくなってしまい、「おっ!これは古いぞ」と思うようになっています。オレンジ色のクボタの田植機、今では貴重品ですよね。取って付けたようなライトも時代を感じさせます。

 

レインボーの系統図。絵に描くとこんな感じ。
レインボーはクボタ田植機創業者の春風の系譜に続く家系です。レインボーの系統図は絵に描くとこんな感じ。もしかしたらまだ他にあるかもしれません。

 

農研機構の登録は1994年で24年前の機械ということになります。でも、室内保管だったのでしょう。レインボーキッドのステッカーもきれいに残っています。
農研機構の登録は1994年で24年前の機械ということになります。でも、室内保管だったのでしょう。レインボーキッドのステッカーもきれいに残っています。

 

やっぱり周りの人は大きくて新しい機械に目を奪われ、目もくれていない感じです。
やっぱり周りの人は大きくて新しい機械に目を奪われ、目もくれていない感じです。

 

誰も見ていないっ!
誰も見ていないっ!

 

クボタ SPK4HD 中古価格 ¥160,000 他の新しい機械に比べれば圧倒的に安いのは安いんですが・・・
クボタ SPK4HD 中古価格 ¥160,000 他の新しい機械に比べれば圧倒的に安いのは安いんですが・・・

 

一通り回って全体を把握します。
一通り回って全体を把握します。

 

ステッカーはほぼ揃っています。
ステッカーはほぼ揃っています。

 

田植機も1回2回くらいしか乗ったことがないので、こういう部分が今とどれくらい違うかなんてわかりません。
田植機も1回2回くらいしか乗ったことがないので、こういう部分が今とどれくらい違うかなんてわかりません。

 

これはブレーキですよね。多分。
これはブレーキですよね。多分。

 

超朝顔式ハンドル。
超朝顔式ハンドル。古いだけで普通の田植機です。

 

一応、今までわかっているだけのレインボーシリーズのラインナップを以下に貼っておきます。

 

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