植物の話が続きます。一旦自分の興味が行っちゃうと連続するみたい・・・「もっとキカイのことやれ!」「農業じゃないのか」という向きもあるかもしれませんが、いいのです。入口というかとっかかりはたくさんあったほうがいいしそのほうが楽しい。世の中何がどうなるかわからないですもん。
オモダカは畦道を歩いているとよく見られますし、根っこで増えるのでしつこくて嫌われています。ある意味身近なのかチラチラと色々なところに顔を出しています。たとえば・・・
オモダカの家紋!
去年「うんの」さんとの間で話にのぼりましたが表に出しておきます。どうしてか家紋に使われています。しかも種類が多い。
漢字は難しいぞ!
ウィキペディアによれば
オモダカ(Sagittaria trifolia L.)は、オモダカ科オモダカ属の水生植物である。ハナグワイ、サンカクグサ、イモグサ、オトゲナシなど多くの別名がある。オモダカの語源ははっきりとはしておらず、人の顔に似た葉を高く伸ばしている様子を指して「面高」とされたとも、中国語で湿地を意味する涵澤(オムダク)からとられたとも言われる。
和名はオモダカ(面高、沢瀉)
「沢瀉」?・・・読めない
「瀉」(シャ)1 流れそそぐ。
2 からだの外に流し出す。「瀉下・瀉血・瀉剤・瀉痢/水瀉・吐瀉」
沢から流れ注ぐ?どういう意味だろ?
さらには歌舞伎役者も・・・
同じくウィキペディアによれば
澤瀉屋(おもだかや)は、歌舞伎役者の屋号。
初代市川猿之助(二代目市川段四郎)の生家が副業として薬草の澤瀉を扱う薬屋を商なっていたといわれることに由来する。
なんと!澤瀉は薬草だったのです。だからこんなに使われているんだ!「沢のようにからだの外に流し出す」下剤として使われていたりして・・・
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オモダカウィキペディアの続きは
アジアと東ヨーロッパの温帯域から熱帯域に広く分布し、日本でも各地で見られる[3]。水田や湿地、ため池などに自生する。
春に、種子と塊茎から発芽する。発生初期は線形の葉をつけるが、生長が進むと矢尻形をした葉をつける。葉の長さは最大で60cmほどになるが、葉の形態は種内変異に富む。花は単生花で、雌雄同株、白い花弁を3枚つける。楕円形の種子には翼をもつ。また種子のほかに、地中に伸ばした地下茎の先に塊茎をつけ、それによって繁殖する。