三菱は田植機も赤から青に変えていた。三菱田植機/コンバイン「昔のカタログ」

今日は昨日に引き続き伊藤産業機械さんに提供いただいた三菱昔のカタログシリーズ、その2です。

すくすく号

わあ!すくすく号じゃないですか! MP250が2条植え。年表によると製造年は1979年〜1982年。MP450が4条植え。年表によると製造年は1979年〜1982年。MP650が6条植え。年表によると製造年は1979年〜1982年となっています。
わあ!すくすく号じゃないですか! MP250が2条植え。年表によると製造年は1979年〜1982年。MP450が4条植え。年表によると製造年は1979年〜1982年。MP650が6条植え。年表によると製造年は1979年〜1982年となっています。

以前『「田植機機能の名前」&「田植機考古学」まとめ』の記事で紹介しましたよね!

中身はよくわからないのですが、広告は見てるととても楽しいです。
イセキは「さなえ」三菱は「すくすく号」でした。

ん???ちょっと待てよ??? すくすく号、2・4・6条植で型番もMP250/MP450/MP650と同じなのに、色が赤い!!!

三菱は田植機も赤から青年、青空の青に変えていたんです・・・徹底してるなあ。

ネットで探した写真です。この「すくすく号」は青いんだなあ・・・
ネットで探した写真です。この「すくすく号」は青いんだなあ・・・
これもネットで探した写真。ちゃんと「すくすく号」と「号」まで書いてあります。
これもネットで探した写真。
ネットで探した写真。農研機構のサイトで見られる最古の三菱田植機は1976年登録の三菱MP410です。
ネットで探した写真。農研機構のサイトで見られる最古の三菱田植機は1976年登録の三菱MP410です。三菱MP410は年表によれば製造年は1977年初めから〜1978年末の二年間。

トラクターが赤から青に変わったのは1973年。でも、広告に「青」縛りなど、「青」で売っていくキモチが見え始めたのは、4気筒シリーズが投入された1979年〜1980年のことだと思われます。

田植機が突然赤から青に変わったのとちょうど重なるような気がするんです。今のヤンマーみたいに、4気筒シリーズを起爆剤にすべてのラインナップを統一しようと考えていたのではないでしょうか?

ところが・・・

コンバインは赤いや。MC500小型2条刈り、MC1300D本格派ディーゼル2条刈り、MC1500実力派ディーゼル3条刈り、MC3100超高性能5〜6条刈り。
コンバインは赤いや。MC500小型2条刈り、MC1300D本格派ディーゼル2条刈り、MC1500実力派ディーゼル3条刈り、MC3100超高性能5〜6条刈り。この頃のコンバイン、妙にメカメカしいです。

年表によるとMC500小型2条刈りは製造年が1978年〜1983年。
MC1300D本格派ディーゼル2条刈りは製造年が1978年〜1981年。
MC1500実力派ディーゼル3条刈りは製造年が1979年〜1982年。
MC3100超高性能5〜6条刈りは製造年が1979年〜1985年となっています。

ざっと画像検索しても赤ですねえ・・・で、だんだん赤みが減って白くなっていくイメージです。コンバインは青年に合わないんですかね。

以上、これは当時の「GOGO感謝デー」というイベントのインビテーションのようでした。
以上、これは当時の「GOGO感謝デー」というイベントのインビテーションのようでした。
三菱機器販売株式会社が大量に刷って販売店に買わせたか、提供したものなんでしょうね。
三菱機器販売株式会社が大量に刷って販売店に買わせたか、提供したものなんでしょうね。

今日はここまで。また明日!

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