田んぼをおこして、畔が水漏れしないようにしたら今度は水を入れる準備です。水は集中的にポンプ場から配水されるので、そのパイプの清掃やちゃんと水が回るかどうか試験をします。末端部分では結構ヒシの実が詰まっちゃったりするそうです。それから、その水の大本である川もチェックです。
震災直後の3月23日、大本である川の水位を確保するためのダム(ファブリダム)のチェック!
なんと、水戸市大場町には風船でできたダムがあるんです。風船とバカにする事なかれ!なんとライフルで撃っても穴が開かない(と、いうことになっている)そうです。ここで水をせき止めて汲み上げ、配水場に回します。
4月下旬、水がOKになったらポンプ場のチェック
今年初めてのこの作業ですが、シーズン中は毎日これをやるそうです。
泥掃きといって中間のバルブを開けて停滞して沈殿した澱を外へ出します
去年の映像です。いつも水が流れていれば問題ないのですが、稲刈り前から4月下旬までずーっとパイプの中で動かなかった水です。下には泥が沈殿しています。それをドバッと新しい水で押し流してきれいにする・・・そんなイメージです。
今度は配水のパイプラインのチェック。震災で末端が破損していました。
地震で結構これをやられたところが多かったそうです
3月から4月までの何だか地味な映像係並んじゃったなあ・・・この時期は田んぼの用意と稲の苗の用意、そしてこのような設備の準備で農家の方々はとても忙しいのではないかな?・・・と想像します。
続く