![今日はいつもと趣向が違います。 キャンプに行った山の林道で見慣れた(と、感じた)花を見つけました。茨城県に住んでいるとこの花を見て真っ先に思い浮かぶのは水郷潮来です。ここには水郷潮来あやめ園というのがあって水郷潮来あやめまつりというお祭りまであるんです。もう、あやめ=水郷=湿ってる・・・というのが僕の中の常識でした。](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2019/05/ayame-3-504x378.jpg)
キャンプに行った山の林道で見慣れた(と、感じた)花を見つけました。茨城県に住んでいると、この花を見て真っ先に思い浮かぶのは水郷潮来です。ここには水郷潮来あやめ園というのがあり、水郷潮来あやめまつりというお祭りまであるんです。(行ったことはないですけど、県域TVで良く見ます)もう、あやめ=水郷=湿ってる・・・というのが僕の中の常識でした。
![イメージはこんな感じです。(写真はWikipediaより。)実際に見たわけじゃないですけど、水芭蕉とかマコモみたいに水の中に生えているんだろうなぁ・・・的イメージを持っていました。](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2019/05/1280px-Suigo_Itako_Ayame_Garden_07-504x336.jpg)
![しかし、僕の見たこのアヤメ風(と現時点では言っておきます)の花は、埃っぽく乾いた場所に咲いていました。](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2019/05/ayame-1-504x378.jpg)
![近くに寄るとこんな花です。調べてみると、アヤメでいいのでした。](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2019/05/ayame-2-504x378.jpg)
咲いていた場所が僕の中のイメージと少し離れているのですが、Wikipediaにこんな記述がありました。
アヤメの多くが山野の草地に自生しており、他のアヤメ属の種であるノハナショウブやカキツバタのように湿地に生えることは、まれである。
古くは「あやめ」の名はサトイモ科のショウブ(アヤメグサ)を指した語で、現在のアヤメは「はなあやめ」と呼ばれた。アヤメ類の総称として、厳密なアヤメ以外の種別にあたる、ハナショウブやカキツバタを、アヤメと呼称する習慣が一般的に広まっている(施設名、創作物など)。
う〜ん・・・僕の思っていたアヤメは湿地に生えるハナショウブやカキツバタで、アヤメじゃなかったんです。その上、今アヤメだとされているものは「はなあやめ」で、昔はアヤメではなかった・・・ややこしいなあ。
つまり、多くの人にその名前を勘違いされている花・・・ということになります。
![Wikipediaにアヤメとされる花の写真が載っています。(湿地に生えてないヤツ)僕の見たものと同じです。名前って、そのものを特定する、名で縛るという行為ですから、みんなが間違っちゃったらそっちへ流れるものなんですね。](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2019/05/800px-Iris_sanguinea_01-504x672.jpg)
今日はこんなところです。また明日!