
今日はDさんが送ってくれた、Fordson Super Dexta(と思われる)写真で「撮りトラ」です。
ネームをはぎ取られ、ゴムやプラスチックが全く残っていない機体は、痛んだペンキの海に錆の大陸が広がり、惑星の地表面のようになっています。
そんなテクスチャーに加えてオリジナルの改造・・・工業製品でも月日が過ぎ去り、人の手が多く入ったものは使っていた人の念というか、意識のようなものが残っているような気がしてとても興味深いです。

どうしてこうなっちゃったんでしょう。オリジナルのカバーを凹ませてしまったのか、穴をあけてしまったのか・・・それを修理するでもなく、新品部品を取って交換するでもなく、手間をかけてこんなカバーを作ってしまった所をみると、オーナーは古くなってからこの機体を譲り受けた、(手間は掛けるがお金は掛けたくない)二番目三番目、最後の持ち主かもしれません。
元の形はこうでしょうか
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