トラクター狂さんに佐藤造機のデビッドブラウンDB770/880/990/1200のカタログを送ってもらいました。今日は「昔のトラクターカタログ」シリーズです。
夏休み前進行でアップアップの僕はこれにすぐ飛びついて、内容薄くお送りします。
米子の児玉さんのDB770も載っています。同じくサトーのカタログ、ST-4000と比べてもおもしろいですね。

作業範囲の広い大型トラクター!
現在はどういう訳だか同じ排気量のエンジンで出力が違うものを載せてラインナップに上げていることが多いですが(エンジンの種類が少なくて済むのかな?)、この4種には全部排気量の違うエンジンが載っています。
画期的な油圧機構を装備!!
DBトラクターのセレクタマチック油圧装置は、スイッチを軽くまわすだけで、4種類の油圧作業の選択ができる画期的なものです。このセレクタマチック油圧機構の開発によって、従来、複雑であった油圧操作は完全に解消され、だれにでも簡単に油圧操作が行えます。また、世界各国のあらゆる条件に耐え、その高性能が実証されたDBトラクターは、日本の土地条件に最も適した唯一の大型汎用トラクターです。
とあります。
990型だけ斜めにこっち向いているのがかわいいです。
こんなロゴだったんだなあ

耐久力のある経済的なエンジン!!

耐久力のある経済的なエンジン
エンジンの弁機構は、クロスフローシリンダヘッド型を採用。しかも、クランクシャフトのメタルは、重負荷作業にも十分耐えられる大口径(6.35cm)のメンベアリングを採用しているので、どんな悪条件の作業でもラクにこなすことができます。
とあります。
メンベアリングって何だろう。メインベアリング?面ベアリング? メタルと言うんだから、ボールベアリングではないのでしょう。調べてみるとすべり軸受のことでした。63.5φとはでかいなあ・・・
昔の人は機械の故障にも強かっただろうから、こういう謳い文句も胸にググッと来たんでしょうね。
トラクター狂さん、貴重なものをありがとうございました。