今日は先日Mさんに連れて行ってもらった、春の農業機械&生産資材展示会「スプリングフェア2019」の中古販売ブースで見たイセキトラクター、記憶の中では新しい部類に入る歌舞伎顔のNTA35「撮りトラ」です。
今日もGW中の作業優先、気持に余裕のない短縮版でお送りしています。今日は「もう売られちゃうの?」と思った中古のNTA35です。
最近ぐんぐん充実してきて、旧車種のカタログも同時に掲載されていて大変楽しめる、ヰセキの取説サイトより(https://i-next.iseki.co.jp/goriyoujyouken.html←直接リンクはできず、ご利用条件同意から始めないとダメみたいです。)リンクを辿って取説を見てみると、イセキNTA35はイセキGEAS ATK25は型式名がヰセキT1374となっており、E3CG水冷3気筒ディーゼル1647cc25馬力/2600rpmとなっています。
このT1374という型式名をヒントに農研機構で調べてみると・・・年度 2013
安全鑑定番号 38057
型式名 ヰセキ T1374
販売名 NTA35
依頼者 井関農機株式会社
主な仕様
4輪駆動 機関25.7kW{35PS}/2600rpm 1.647L
希望小売価格:2974-4441 (千円)
鑑定の対象に含めたアタッチメント等
装着キャブ・フレーム (合格番号) ヰセキ SC162(213016) ヰセキ SF421(213020)
ということになってます。2013年生まれじゃないですか!ちょうど減価償却が終って、これからというところじゃないですか!
価格はどうなっているのでしょう・・・イセキトラクター NTA35SGQCY 中古税込価格 ¥3,120,000
使用時間 376時間
純正ロータリー2m
とあります。ただ、後に紹介するカタログで調べたところ、このトラクターはセミクローラですから、正確にはNTA35CSGQCYという型式になるようです。
ちょうど2013年にホイールタイプのNTA35SGQCYを見ていました。売り出したばかりですね。新感覚・新オートマのパネルが見えます。
イセキトラクター(ISEKI Tractor)NTA35 (NTA35SGQCY) 価格¥4,484,550 新感覚!!新オートマ!! 夢ある農業応援団とあります。調べてみると・・・●ヰセキトラクタジアスNTAシリーズ 35馬力 水冷4サイクル3気筒ディーゼル 1647cc 自動車のオートマみたいにDモードというのがあって、アクセルを踏み込むだけで最高速まで自動的に変速するって言うらしいです。また、クラッチ操作無しでブレーキを踏むだけで車体が停止。その際エンストすることはないそうです。
比較対象がホイールトラクターで価格を比べても意味がありませんが、7年使って135万円ほどの目減り・・・クローラとの差額が100万円として235万円の目減り・・・う〜ん・・・高いのか安いのかよくわかりません。
当時は斬新でしたね。この顔。
今やおなじみ歌舞伎顔
赤い歌舞伎顔なんてのもありました。マッセイファーガソンMF1720 Massey FergusonMF1720 一目で分かるヰセキの歌舞伎顔です。青より赤のほうがより日本テイストですね! MFのヘッドマークもこうやって見るとヰセキのと印象が似てます。
もちろん、この機種もヰセキの取説サイトにカタログが載っています。(https://i-next.iseki.co.jp/goriyoujyouken.html←直接リンクはできず、ご利用条件同意から始めないとダメみたいです。)ホント、イセキのサイトはカタログも同時に掲載されていて楽しいです。ありがとうございます!クボタもやってくれないかなあ・・・そしてこの間紹介したGEAS ATK25と同じようにポエム・・・新感覚・新オートマ
まるで自動車のようなフィーリング。
より快適で、緻密で、そしてもっと簡単に。
信頼に応える新メカニズムが、
これからの日本の農業を変える。
大地の名を冠した「ジアス」、一新!
カタログの体裁も変化しています。このカタログには匿名おねえさんはでてきていません。高価格帯のカタログは硬派なイメージで行くことにしたのかもしれません。それと新しいのは黒いバックだということ。トラクターのカタログで黒いのは珍しいのではないでしょうか?「自動車のようなフィーリング」というのはこんなところから来ているのかもしれません。「乗用車感覚」というのはずいぶん前から見ていますけど・・・
それと、今気がついたのですが、このときの型番NTとかNTAはNIPPON TRACTOR(ニッポントラクター)のNTだったんですね!!初めて知りました。
黒いバックにカラフルな色。カタログなかなか美しいです。