なんで浦島なのかわかった!(1年かかってウラシマソウ発見後編)

思ったより長期戦になってしまったウラシマソウ捜索。

やっと鳳凰かフェニックスの翼みたいな葉っぱをゆっくり広げ、シマシマの長ズボンに黒赤紫の帽子をから取り出した釣り竿をゆっくりゆっくり伸ばしています。

植物界のナマケモノか?何もかもがスローモー。咲くのもゆっくり、そして・・・

ウラシマソウはウィキペディアによれば

性転換する植物
テンナンショウ属の植物は性転換をすることが知られており、本種でも同様である。比較的小型の個体では雄性となり、仏炎苞内部の肉穂花序に雄花群を形成し、大型の個体では雌性となり、肉穂花序には雌花群を形成する性質がある。つまり、種子由来の若い個体や子球由来の小型の個体は雄性となり、より大型の個体は雌性に転換していくこととなる。

種子発芽
種子は直径3~6mmの球形で粉質。乾燥に極めて弱く、乾燥下では発芽率が急激に低下する。発芽率は高いが上胚軸休眠する性質がある。自然条件下で秋に散布された種子は、冬季の低温期経過後に地下に小球茎のみを形成し地上部を形成しないが、夏期の高温期及び冬季の低温期を経て2年目の春に3~5小葉の本葉を展開する。

このあと雌花になるのを待ち、たまたま近所に居合わせた雄花があれば受粉して実をつけ、その実は地面に落ちてから二年後に芽を出す・・・

タメイキの出るようなスローモーぶりです。コイツの時計には僕たちや、他の植物と違う目盛が刻まれています。

あ!そうか!あまりにスローモーなんで、この人が竜宮城から帰って地上に戻ったら、もうまわりの世代が変わってるじゃないですか!!! だから、「ウラシマソウ」なんだ!

ウラシマソウはナマケモノ
おまえたちってば・・・

で、時は4月17日

ウラシマソウの花
どこが変わってるんだい?

ウラシマソウの花

ウラシマソウの花

ウラシマソウの花
この葉っぱはたくさんに見えますけど、1枚なんだそうです。

ウラシマソウの花

ウラシマソウの花

ウラシマソウの花

4月22日

ウラシマソウの花
ちょっと形になってきました
ウラシマソウの花
釣り竿をかなり伸ばしてきています

ウラシマソウの花

ウラシマソウの花
ほう!

本日のベストショット

ウラシマソウの花
本日のベストショット

まだ4月22日

ウラシマソウの花

ウラシマソウの花

そろそろ何か変化があったかな? また見に行ってみよう・・・しかし、ウラシマソウを見ているうちにこっちが「おじいさん」になってしまいますね!

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