スゴイゾ!ミズワラビ

メダカの小さな水槽に一杯になりそうなミズワラビ
メダカの小さな水槽に一杯になりそうなミズワラビ

去年の11月、田んぼの脇に生えていたものを取ってきて水槽に入れていたミズワラビ、暖かくなって元気になり、もうどうしようもないほど増えています。

田んぼで取ってきたミズワラビ こんなに増えた

 ↑ 動画 10数秒 同じく田んぼで去年の夏取ってきたメダカも泳いでいます

初めはこんなにしおらしかった

循環ポンプの取水口に吸い込まれそうなミズワラビ
循環ポンプの取水口に吸い込まれそうなミズワラビ
去年水槽に入れる前のミズワラビ どうもこれは胞子を飛ばすランチャーでこれ自体が増えるわけではないらしい。
去年水槽に入れる前のミズワラビ どうもこれは胞子を飛ばすランチャーでこれ自体が増えるわけではないらしい。

今年初めの水槽の様子

初めは大きさ5ミリくらいのちいさな葉っぱが循環ポンプの取水口に吸い込まれる勢いで浮いているだけだったし、同時期に取ってきたキクモのほうが大きかったのですが、今やそれを押しのけキクモはどこかへ押しやられてしまった感じです。

こんな感じで真ん中にキクモがすっと立っています。濃い緑の葉っぱは前からあった買ってきた水草。
こんな感じで真ん中にキクモがすっと立っています。濃い緑の葉っぱは前からあった買ってきた水草。
キクモ、詳しくは本文中のリンクをクリックして読んでください。
キクモ、詳しくは本文中のリンクをクリックして読んでください。
その水槽の中、今年一月のミズワラビ 黄色丸で囲んだものがそれです。
その水槽の中、今年一月のミズワラビ 黄色丸で囲んだものがそれです。
同じく今年一月のミズワラビ 黄色丸で囲んだものがそれです。
同じく今年一月のミズワラビ 黄色丸で囲んだものがそれです。

それが今やこうです!

元気なミズワラビ
元気なミズワラビ 水槽の水面からピンピン飛び出す葉っぱもあります。きれいな花でも咲かないかな

このミズワラビ、露地にあっては冬枯れしてまた来年となりますが、暖かい家の水槽の中にあっては枯れないで何年か生きそうです。条件の善し悪しに合わせて姿を変え生き方を変えているみたいです。

こういう水陸両用の植物とか、乾湿両用のイシクラゲみたいな植物とか、複数の条件を「どんとこい!」って構えている植物は、進化として進んでいるのか遅れているのかはわかりませんがとても興味深いです。

最後にウィキペディアの記述をまた引用しておきますね

ミズワラビ(水蕨、学名:Ceratopteris thalictroides)は、シダ植物門ホウライシダ科に属するシダである。分類によってはミズワラビ科(Ceratopteridaceae)とする場合もある。シダとしては珍しい水草で、水中、あるいは湿地に生える。熱帯地方に広く分布し、日本では本州中部以南に分布する。水田によく生えたが、現在では見ることが少ない。
熱帯では多年生であるが、日本の本州では一年草として、夏に胞子をつけると枯れてしまう生活をしている場所もある。
特徴
根茎はごく短い。葉は栄養葉と胞子葉の二型に分化する。栄養葉は二ー三回羽状複葉で、小葉は丸っぽい三角形だが、葉全体が黄緑色で柔らかく、主軸は多肉質っぽくて一般的なシダの葉とはかなり印象が異なる。水中ではさらに葉が薄くなる。胞子葉は小葉が厚みのある線形になっている。大きさは40cmにも達するが、寒冷な地域では小型化する。ほとんど葉が分かれないものもある。
葉の先端から新芽が出て新しい株を生じる場合もある。熱帯魚の水槽内では、沈水性の水草として育てる場合が多いが、水面に葉を浮かべ、水中に根をぶら下げた浮草の形でも育つ。水中では胞子葉はつかない。
利用
ミズワラビの一種ウォータースプライト
よく育つ地域では葉を食用にする。日本でも用いられたようだが、現在では除草剤のためか、他の多くの水田雑草と共に姿を消している場所が多く、食用されるほどに手にはいらない。
より多く見かけるのは熱帯魚の水槽の中である。熱帯魚用の水草としてよく販売されており、ウォータースプライト(Water Sprite)の名で流通している。あるいは水面に浮かせてその根を小魚の産卵場所に使う場合もある。より葉のきめの細かいタイプがベトナム産とされる。

上の記事とゆるく関連しているほかの記事:

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です