雑草なのかそうじゃないのかわかりませんが草丈は大きくても10センチほど、まばらな薄黄緑色の小さな厚手の葉っぱをつけた茎の先に、尖った星形の黄色い小さな花がたくさんついています。芝の間やブロック塀の脇など今の時期たくさん咲いています。
ウィキペディアによれば
コモチマンネングサは、ベンケイソウ科マンネングサ属の植物の一つ。この類では特に雑草的な性格の強いものである。
特徴
コモチマンネングサ Sedum bulbiferum Makino は、道ばたなどでもよく見かける越年草で、この類に共通する多肉植物の姿である。ただ近縁な他種より、全体に間延びした印象がある。名前は茎の葉の付け根にムカゴを生じることによる。
全体に黄緑色でややつやがある。茎は柔らかく多肉質、基部で地表を這い、枝分かれする。茎の先端は斜めからやや立ち上がる。葉はやや間隔を開けてつき、互生、やや薄手の多肉質でさじ状倒被針形、葉柄は区別できない。
花は初夏から咲き、花序は茎の先端にできて枝分かれして集散状、やや平らに開く。花は上に向いて咲き、あまり密集しない。五枚の花弁は細い楕円形で黄色、長さ4-5mm。葯には花粉ができないことが多く、種子ができることもほとんどない。花茎の途中の葉の基部にムカゴができるのが特徴で、ムカゴは新芽のように短い葉が集まった形で、上面は平らになっている。数枚の葉からなり、触れるとぽろりと落ちる。生育環境
比較的乾燥した背の低い草地に生える。この類は岩の上など他の草の生えない乾燥した環境に生じ、表面を覆う密な群落を作るのが普通だが、この種はそういう場所では見られず、より湿った、他の植物も生えるような地面に見られる。他の草と入り交じるように生えることも多く、密な集団はあまり作らない。畑地にも生え、雑草的な性質が強い。もちろん乾燥に強いのは間違いなく、他の草の生えないようなコンクリートのひび割れなどに見られることもある。
とあります
6月は5月に比べて花が少ないからそう見えるだけなのか、この花、毎年毎年勢力を伸ばしているように感じます。