
今まで見たことのないような高い位置にカマキリのタマゴを見つけました。
カマキリのタマゴの産みつけられた高さでその年の積雪量がわかると聞いたことがあったのですが、ちょっと調べてみただけでも「カマキリはその年の積雪を予測するのだ!」「否!全くそのような能力はない」議論は色々あるようです。
普段はボーボー伸ばしっぱなしで立ち枯れたセイタカアワダチソウの茎に産みつけられたものを見ることが多いのですが、これはそれに比べれば遥かに高く、2Mは遥かに越えて3M近い・・・一体どういうことでしょう?
こんなに雪が積もると判断したのかな?と思ったら

高い所っていいことあるの?
カマキリのタマゴはウレタンフォームみたいな見た目通りに保温性があって、雪や水に埋もれてもちゃんと孵化できるという人もいますし、なにもそこもまで高くする必要はないように感じます。タマゴの位置の高い場合のメリット/デメリットを考えてみると
タマゴ位置高い場合のメリット
●冬地表付近は寒いけど、高ければそんなでもない
●雪が積もっても埋まらない
●低い所は水に濡れるかもしれないけど高ければ濡れない
タマゴ位置高い場合のデメリット
●高い所へあがるのはめんどくさい
●孵化してもえさ場までが遠い
●鳥に食べられちゃうかも(鳥がカマキリのタマゴを食べているのを見たことはありませんが)
高い場合のメリットなんて、防水・防寒のウレタンフォーム包みタマゴにはあまりメリットにはなりそうもありません。そもそも、そんなにメリットなら、カマキリみんながみんな高い木の上に産みつけるはずですもん。
寒暖みたいな気候以外のイヤなことって・・・
初めは高い所に産みつけられたタマゴを見て、「今年は寒かったんだな」と、思ったのですが、気候とは関係ないような気がしてきました。でも、このタマゴを産んだカマキリは何か理由があってここにしたわけです。
気候以外の地面付近にいつもと違うデメリットがあったから、わざわざ高い所まであがってタマゴを産みつけたのです。う〜〜ん・・・それって地震でしょうか?明るくなったら他のタマゴをもっと探してみようかな。