飼料稲の稲刈前で、水を落とした田んぼ。その排水口でイタチを見つけました。植物の写真を撮っていたのですが、「チチッ チチッ」と、鳥の声がしてるナ・・・と思っていたら、足の穴からかわいい顔がのぞいていました。2匹います。
7〜80センチにも伸びた飼料稲はうっそうと茂って、きれいに並んだその株の奥からも兄弟?家族かな?「チチッ チチッ」と、イタチの鳴く声がしています。稲の間から上へ抜けて、フキダシが出て浮かんでいるのが見えるような気がします。
確かにこのような草むらの中では、よく通る声がないとお互い意思の疎通ができませんね。もしかしたら「人間がいるぞ!気をつけろ」と言っているのかもしれません。
ウィキペディアによると
イタチ(鼬、鼬鼠)とは、ネコ目(食肉目) ネコ亜目(裂脚亜目) イタチ科 イタチ属 Mustela に含まれる哺乳類の総称である。オコジョ、イイズナ、ミンク、ニホンイタチなどがイタチ属に分類される。ペットとして人気のあるフェレットもイタチ属である。
なお、「イタチ」の語は元来、日本に広く棲息するニホンイタチ Mustela itatsi を特に指す語であり、現在も、形態や生態のよく似た近縁のチョウセンイタチ M.sibirica coreana を含みながら、この狭い意味で用いられることが多い。イタチ類は、オスに比べメスが極端に小柄であることでも知られ、この傾向は小型の種ほど顕著である。メスの体重は、たとえば前述のアメリカイイズナやチョウセンイタチ M.s.coreana ではオスの半分、ニホンイタチではオスの3分の1である。
小柄な体格ながら、非常に凶暴な肉食獣であり、小型の齧歯類や鳥類はもとより、自分よりも大きなニワトリやウサギなども単独で捕食する。反対にイタチを捕食する天敵は鷲・鷹・フクロウと言った猛禽類とキツネである。
ええっ?大きく見るとネコの仲間?ネズミよりはネコに近いのですね。そういわれてみれば、身のこなしとか、ふさふさした尻尾なんかネコみたいといえばネコみたいです。