トウが立つってそういうことか・・・

いつの間にかふきのとうはトウが立っていました。何気なく使っていたこの「トウが立つ」ですが、この「トウ」とは何となく認識していた「盛りを過ぎる」と言った意味からすると野菜なんかが花を咲かせる花の茎のことで、これが「塔」なのかと思ってました。

調べてみると意味は大体合っていたのですが、漢字が違いました。「塔」じゃなくて、「が立つ」でした。何じゃ?この漢字は?辞書で調べてみると・・・

見たことのない漢字です。「ふきのとう」は「蕗の薹」だったのです。

見たことのない漢字です。「ふきのとう」は「蕗の薹」だったのです。

【薹】
とう(塔の意か)菜・蕗(ふき)などの花茎。くくたち。また、花軸。
-が立つ
1:野菜などのとうが伸びる。堅くて食べられなくなる。
2:年頃が過ぎる。さかりが過ぎる。時期が過ぎる。

さらに広めよ!

おっ!「塔」ってのはいい線行ってたんだ。この塔も調べてみると、どちらかといえば仏教用語で、仏陀の骨や髪を祀るために作った土まんじゅうのことらしいです。きっと、これが後々より人々に見えるように、遠くからでも目立つように、どんどん上に伸びていったのでしょう。

考えてみれば花の茎も同じく、高く伸びていくのは同じような理由で虫達peopleによく目立つようにするためだと思います。東京タワーやスカイツリーもこれまた同じ・・・あまねく仏の教えを広めたり、自分のタネや子孫を広めたり、電波に乗せて数々の主義主張を広めたりするのに、「塔」や「薹」は高く伸びる必要があったのでしょう。

セクハラ注意

それにしてもこの「とうが立つ」ですが、野菜に使うことはもちろんですが、人に対してはというと女の人に言われることが多いような気がします。

この辞書の書き方も、「年頃が過ぎる。さかりが過ぎる。時期が過ぎる。」です。なんか、「〜が」といういい方が人に対して、モノに対しての言葉のような印象を持つので、(〜を過ぎると言うと自分のことを言っているような印象になりますが・・・)誰かが女の人に言う言葉というイメージです。

その勢いで当てはめれば、女の人を花にたとえて・・・いや、花茎が伸びちゃったらダメなんだから、花がこれから咲くという所に価値を見いだして、花を咲かせるために花茎を伸ばし始めたら「あ〜あ・・・伸びてきちゃった・・・」と、なる。これから花も実もあるのに・・・野菜だったらトウが立つとおいしくなくなるんでしょうが、そもそも野菜だってそんなこと余計なお世話です。食べられることは想定外ですから・・・

実際の春の薹

2012年3月14日のふきのとう まわりは紫でまだ堅い

2012年3月14日のふきのとう まわりは紫でまだ堅い

2012年3月16日のふきのとう あまりかわらず

2012年3月16日のふきのとう あまりかわらず

2012年3月24日のふきのとう 開いてきました つぼみが見えます

2012年3月24日のふきのとう 開いてきました つぼみが見えます

2012年4月17日のふきのとう 立派なトウが立っています 花が咲いています

2012年4月17日のふきのとう 立派なトウが立っています 花が咲いています

2012年4月17日のふきのとう

2012年4月17日のふきのとう

ふきのとうの花

ふきのとうの花じゃありませんでした 「蕗の花」でした

ふきのとうの花じゃありませんでした 「蕗の花」でした

「蕗の花」

「蕗の花」

ツクシ

コイツのことは「トウが立つ」とは言わないんですかね?胞子伝搬のため高くそびえているわけですが・・・もうお疲れの様子です。

春も進んで、薹があちこち立って来ています。たまには辞書を引くのもいいですね。

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