農地 水 体制整備構想(案)アンケートが返ってきました

集まったアンケート
ちょうど蕎麦刈りの日にババッと配って書いてもらいました。活動に参加している人からはほぼすべて回答を得ることができました。こういう小回りの利くところは、小さな組織の利点ですね!

うわ〜12月になってしまいました。今年も後一ヶ月なんて信じられない。

体制構想とは農地と農業者を取り巻く水や自然、それらの環境の望む形と、それを実現するための方策を言います。(体制構想案ってなんだ?と思う人は以前の記事をご覧ください。といってもたいしたことは書いていないかもしれません)

体制構想(案)をまとめるのにはまず現状を把握しなければなりません。そのために必須なのかどうかはわかりませんが、やはりみんなの意見が、同じ条件で一度に把握できるということではとても良いことだと思うので、アンケートを実施しました。

アンケートは手引きに付属のひな形があるので、それを使いました。ただ、これが非常にわかりにくい。時間があれば、わかりやすく書き直したかったのですが、とにかく手早く進めるということでこのままで行っちゃいました。

やはり、やってみるもんです。僕が想像していたのとは少し違いました。諦めの気持を若干持ってはいても(特に後継者と言うか、稲作をやりたいという人が今後居るかどうか疑問を持っている)、前向きで明るい回答が全員から寄せられています。きれいな水、豊かな自然、元気な稲作(こういう「元気」の使い方は好きではありませんが)は全員の共通目標で異論を差し挟む余地はないようですが、やはりこれからの農業や環境保全のあり方と、それを実現する方法に少し違いがあるみたいです。

その温度は世代間、また、農業度(専業農家はいないのですが、農業に関わっている時間と言うか比率と言うか・・・)による違いのように思われます。回答を寄せていただいたメンバーの中でシニア世代(若い人だって40は越えてるので、ここではOVER60歳としましょう)は、大体この先10年の減少/不活性方向をふまえて、現実的に集団営農を進めたり、少ない人数で回るように活動の機械化/簡易化を進めたり、教育方面と提携したり・・・といった答えが多かったように思います。

逆にジュニア世代(40歳OVERですが)やミドル世代(50歳〜60歳ですね)は機械化もそうですが、活動の機械化/簡易化をベースにWEBや広報活動を通して販路拡大や環境保全の理解を計って活動の維持もしくは若干の拡大を目指す方向のように思います。

守りと攻めのバランスよし!
守りと攻めのバランスよし!

この結果は完璧ですね。シニア世代が後方をを固め、ジュニア/ミドル世代がじわじわと前を伺う・・・そんな絵が見えます。

現実を見つつもぶっ飛んだ発想を・・・ソウイウヒトニワタシハナリタイ
現実を見つつもぶっ飛んだ発想を・・・ソウイウヒトニワタシハナリタイ

そして僕ら非農家はどちらかと言えば、前出2つの傾向よりもっと楽天的かつどちらかと言えばラジカルな意見でありました。

経験や知識がないと物事を楽天的、もしくは簡単に考えてしまうのかもしれませんね。地に足がついていないというヤツでしょうか。ただ、入力なしに出力はないということだけは知っていますので、このようにWEB上でブログなどを始めてみたわけです。始めてみたから、ものすごく農業にみんなの関心がないとか、人に何かを伝えるということの難しさがわかりました。

でも、こんなことだって万が一10年も続けたら何が起こるかわかりませんよね?多分続かないでしょうが・・・ブームではなく、何か文化を創造してしまったりして・・・(妄想妄想)

農地と農業者を取り巻く水や自然、それらの環境の望む形を実現するための方策・・・具体的に何かありますか?ゆるキャラとかアニメパッケージとかはナシで。ご意見お待ちしています。また、もし農地水活動について間違ったことを書いていたら教えてください。コメント欄からでも、メールでも結構です(アドレスのリンクはフッターの部分にあります)すぐに訂正します。

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