湿ったところがあまり好きではないのでしょうか? 田んぼばかりのこのあたりより、少し高いところの方がよく見かけますが、ノカンゾウです。
農道を歩いていると、とにかく色々な種類の緑の中、ユリみたいなオレンジ色の花は、たった一輪だけでも本当によく目立ちます。
ウィキペディアによると、
ノカンゾウ
ユリ科ワスレグサ属
和名 : ノカンゾウ(野萱草)
学名 : Hemerocallis fulva var. longituba
分布 : 中国、朝鮮半島、日本、サハリン
自生地 : 日本では本州以南の原野などに群生する。
生態 : 多年草だが、冬季には地上部の葉が枯れる。
草丈 : 約80cm
葉 : 狭長
花 : 7〜8月に、茎頂にユリに似た橙赤色の花を開く。花弁は 6枚。
根 : 黄色、末端は塊状である
別名 : ベニカンゾウ
とありますので、一年中あるのはあるんですね。でも、花が咲かないと気がつきません。原野に群生ということですが、この場所では条件が悪いのか、なかなかそこまではいかないようでした。
つぼみや若芽を天ぷらにしたり、漢方薬として使われたりしているそうです