稲刈りをするとコンバインのおなかの中にどんどん籾殻のついたお米が溜まっていきます。田植えの時の苗のトレーは軽トラ1台に簡単に載るような量だったのですが、収穫時の籾殻のついたお米は1台の軽トラに乗り切らないくらいになっていて、なんだか魔法みたいです。
量もそうですが重さなんか、苗よりずっとずっと重くなっています。ここからはたくさんあって重いもの、その移送と保管もかなりの部分を占めてきます。
コンバインのお腹から軽トラのタンクにお米を移す。
コンバインのお腹いっぱいにしちゃうと、もう軽トラのタンクに入り切らなくなっちゃいます。適当なところで移して乾燥機に持っていってもらいます。
お米は軽トラのタンクから今度は乾燥機へ
軽トラのタンクから乾燥機のタンクへ・・・籾殻のついたお米はタンクからタンクへ渡り歩きます。
もみすり 乾燥後、もみすりをしてやっと玄米になった!
お米は乾燥機のタンクから乾燥させた後にもみすり機のタンクへ移されます。ここでもタンクからタンクへ渡り歩いています。モミスリされた玄米は、30キロ入りの袋に入れられて保管または販売されます。
もみすり こちらは去年の映像
こちらではもみすり機の構造をわりと詳しく解説しています。
2月から10月までかかった作業もこれでやっと終わりです。(僕が見た限りにおいては・・・ですが)一袋の種籾が何枚もの苗のトレーに化けて、それが田んぼに植えられ4ヶ月、多くの労力をかけられると、その小さな袋の何百倍(テキトーな感覚で正確じゃないです)もの大きさ、重さになって返ってくるんです。何だか不思議ですよねえ。