乾燥が終わり、もみすりをしてやっと玄米になった!

乾燥機の話からのつづきです。15%の水分含有量になった籾殻のついたお米は、隣のモミすり用のタンクに移されていました。(なんだか米作りってたくさん大きなタンクが必要で、いちいち中身を移す作業が発生するみたいです)

乾燥機もすごいけど、もみすり&軽量選別もハイテクだ

↑ 動画(2分45秒)画面クリックでも再生します。

今度はそのタンクからモミすり機でモミをはぎ取られ、中身のない米やゴミは取り去られます。そして次に選別計量器へと移されてここで網をかけられて、くず米と製品の玄米にわけられます。

最後にきっちり30.5キロに計量されて、袋の口を縛って「おしまい」という流れです。ただし、できあがったのは農協や卸業者さん向けの製品としての玄米で、実際に食べるには精米が必要です。

精米済の製品になるには、それらの業者さんによってブレンドや精米、そして小分け包装などが施されてスーパーなどに並ぶわけです。

う〜〜〜ん・・・ほんとうに長い旅路です。すべての農事が終って、感謝祭としてのお祭りがあるというのもわかるような気がします。ここでやっといろいろなことから「解放される」っていうイメージがしますもん。

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